はてなブログの今週のお題は「アイス」。今週末から梅雨に入りそうな空模様の東京は、連日暑い日が続いていて既に真夏になったような気になる。下戸でお酒が飲めない私は、暑くなると”お風呂上がりにアイス!”といきたいところだが、毎年この時期になると気になるのが「夏太り」というもの。
どういうわけか毎年秋から春にかけては体重が減って、初夏から秋口までにかけての夏場に毎年太ってしまう。別に筋肉質な身体になろうとは思ってはいないが、夏になったからといって運動不足になるわけではなく、カロリーの多いものを食べているわけではない。しかし、そこには太ってしまうためのある理由があるらしい。
■夏になると栄養不足になって太ってしまう?
「夏になると太ることがある」ということを調べたのが「生活トレンド研究所」というサイト。生活に関連する様々な調査を行っているサイトだが、夏太りの原因について「栄養不足が原因だ」という面白い結果を報告している。
夏は麺類や冷菓など口当たりのいいものを食べる機会が増えるため、ビタミンやミネラルが不足しやすい。これらが不足すると糖質や脂質が体内で効率的に活用されず、だるさなど不調の原因になることもある。(http://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2013/130618_01.html)
レポートによると夏に麺類やアイスなどを食べる機会が増えるため、体内にビタミンやミネラルが不足し、脂質が燃えにくい体質になってしまうらしい。暑くて食が細くなったのに太るというのは、そんなことが原因なんだなと納得してしまった。
また、アイスなどはかなり糖分が多いため、太りやすくなった身体をさらに太らせてしまう原因にもなるらしい。暑いからといってアイスの食べ過ぎには要注意だ。
夏は基礎代謝が低下し太りやすい傾向にあるほか、冷たいものほど甘さを感じにくく、実は砂糖が多く含まれている場合もあることを心に留めておくと良いだろう。(http://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2013/130618_01.html)
■睡眠不足にも要注意
梅雨時期を過ぎると気温が25度を超える熱帯夜が続くようになるが、かなり寝苦しくて夜中に目が覚めてしまうこともしばしば。クーラーをつけっぱなしだと体調が悪くなるし、かといって扇風機のつけっぱなしも良くない。
レポートの中では「睡眠不足は基礎代謝を下げてしまうため、結果として太りやすくなる」というようなことも書かれている。直接の因果関係がはっきりと書かれているわけではないが、「睡眠不足⇒だるい⇒食欲がない⇒冷麺やアイスを食べる」という負の連鎖が起こり、結局として基礎代謝を下げてしまうことにつながるのかなとも思う。
いずれにしても「きちんと食べて、きちんと寝る」という、当たり前といえば当たり前のことを夏場も続けて、さらに運動をしっかり行うとことが大切なようだ。
■夏太りしないための生活習慣
夏太りをしないためには「きちんと食べて、きちんと寝る」ということが大切なようだが、思い起こしてみると子どもの頃にはそんな夏を過ごしていた。
夏休みは日が出る頃に起きて近所の神社に行き、町内会の人が流すラジオ体操の音楽に合わせてラジオ体操で身体を動かし、家に戻ってしっかり朝ごはんを食べる。午前中の涼しいうちは夏休みの宿題を片付けて、午後は思い切り遊んで夜は蚊帳の中でぐっすりと眠る。
昔の子ども達が過ごしていた夏休みの生活は、夏バテも夏太りもしない健康的な生活リズムだったんだなと思う。また、昔はクーラーが無かったので夕方になると水打ちをして、窓を開けて涼しい風を入れて蚊帳を吊るなど、涼しく過ごす工夫をしていた。
熱帯夜はコンクリートの熱やクーラーの室外機の熱なども発生原因だといわれているので、現代では昔ながらの生活をするというのは難しいかもしれない。しかし、「早寝早起き、涼しいうちに用事を済ませて、しっかりと食べる」というのは、生活習慣として実践する価値はあると思う。
夏になると太ってしまうとお悩みの方は、一度早寝早起きを含めた生活習慣の見直しをしてみてはいかがだろうか。かくいう私もそうしてみたい。