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ソニーが夏冬兼用の「着るクーラー『REON POCKET レオンポケット』」を発売中

「暑いね〜!」。ここ数日は人に会うたびにこの言葉を交わしていて、汗を拭き拭き出勤し、汗を拭き拭き外出する毎日が続いている。地球温暖化の影響なのか年々暑さが厳しくなってきるような気がするが、その分いろいろな冷感商品が雑貨店などの店頭に並び、一つのジャンルとして確立してきている。

私も今年はコンパクトファンを買い、襟元から風を送り込むなど活用している。体とシャツの間に風が通ると一気に体感温度が下がるので、いまや手放せないアイテムとなっている。 

ソニーが作った「着るクーラー」

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ソニーがクラウドファンディングで資金を集めて開発し、7月から一般にも販売を開始したのが「REON POCKET レオンポケット」という商品。専用のインナーウェアと組み合わせることで、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるというコンパクトな「着るクーラー」だ。

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https://first-flight.sony.com/pj/reonpocket

本体の大きさは「幅:約54mm、高さ:約20mm、厚さ:約116mm」と手のひらサイズで、質量も約89gと軽量コンパクトな商品だ。そのままでは使用することができないので、専用のインナー「REON POCKET専用インナーウエア」の首部分にあるポケットに入れて使う。

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本体のパッド部分の温度がスマホからの操作で5℃から40℃まで変化し、備え付けられているファンから風がウエア内に送り込まれるという方式だ。風量は最大でもそれほど強くはないようだが、パッド部分が首の後ろを冷やしたり温めたりするので、体感温度は何もしない時に比べて大きく変わるようだ。

これまでも小型ファンなどさまざまな暑さ対策グッズが発売されているが、ソニーのレオンポケットは「暑さにも寒さにも対応する」商品だという点が他の商品と異なるところだろう。実売価格はこの記事を書いている時点で、機器とシャツとで2万円強となかなかのお値段だが、夏も冬も使えるというところが人気になるかもしれない。

 「クールビズ」の提唱は正解だった

「クールビズ」が政府から提唱されたのが2005年のこと。当時の環境大臣だった小池百合子現東京都知事が、小泉総理「夏場の軽装による冷房節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされ提唱した。「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーンを「クールビズ」として推奨し、夏季に室温を摂氏28度以上にしても対応できる軽装を呼びかけたのが始まりだ。

その後、全く普及しなかった半袖スーツなども登場したが、徐々にノーネクタイが社会で受け入れられてきて、最近では働き方改革などとも連動してポロシャツ着用などの「スーパークールビズ」なるものも社会的に認められるようになってきた。

私も数年前から夏は「ノーネクタイ、半袖又はぽシャツ」で仕事をしており、ズボンもスーツではなく某社の感動するほど履きやすいパンツにしている。おかげで暑い夏もなとか切り抜けているが、これが以前のように「ネクタイ、上着着用」だと間違いなく熱中症患者が増えているのだろうと思う。「クールビズ」さまさまだ。