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「好きこそ物の上手なれ」とは言うけれど

昔のことわざに「好きこそ物の上手なれ」というものがある。「好きなことは熱心に行うから、自然にくふうし勉強するようになるので、非常に上達も早くなる」という意味だが、私の場合には好きなのに上手にならない、というよりは逆に下手になっているのがボウリングだ。

マイボールを作って本格的にボウリングを始めたのが10年ほど前。少しずつスコアもあがってきたのだが、先日の都大会では過去最低のスコアを出してしまい、意気消沈しながら帰路についた。いつも使っているボールを置いてきてしまったのも一要因だが、それ以前にフォームが一定せず手が縮んでしまったことも反省のひとつだ。

スポーツを楽しんでいると、最初の頃は上達が速いものの、途中でパタッと上達が止まって横ばいになることがある。これを「成長曲線におけるプラトー現象」というのだそうだが、スポーツの種類を問わず発生する事象らしい。また、スポーツに限らず語学や楽器の演奏などでも同様だ。

物の本によると、始めた頃は基本的で簡単な内容を覚えていくので急激に上達していくのだとか。ところか、そこからレベルアップするためには、それまで以上に難しい知識や技術が徐々に増えていくため上達するペースが落ちて、場合によっては横ばいになっていくとのこと。そこでめげずに地道に取り組んでいくと、再び成長曲線が上昇していくのだそうだ。

ボウリングの場合には、アベレージ200近くになるためには8割以上のスペア率や、コンスタントにダブルやターキーを出す必要がある。そのためには、オイルの読み方や回転のかけ方などの知識が必要となり、また再現性の高い投げ方ができる技術も必要となってくる。さらに、多くのゲーム数を投げても力が落ちない筋力や体力も必要となるので、日々の筋トレなども大切だろう。若い頃からボウリング選手として取り組んでいた方々ならまだしも、私のように50歳の声を聞いてから始めたにわかボウラーなら、覚えたり習得したりすることがまだまだたくさんありそうだ。

「成長曲線におけるプラトー」の話を調べると、地道に取り組めば必ず次の成長に繋がると書いてある。それを信じて、最近の不調を道具や体調のせいにせず、定期的な練習に励むことにしたいと思う。好きなことを好きなままでいるためには、ちょっとした努力も必要だということだろう。

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