ホタルの光は幻想的だ。真っ暗な小川沿いをふわふわと漂う淡い光を見ていると、体がふわっと浮き上がるような感覚を覚える。最近では環境保全が進んで各地で蛍を見ることができるようになり、それを地域活性化の一つとして活用している地域も出てきた。季節の風物詩でもある蛍が各地で見られるというのは、梅雨の時期ならではの季節を感じられる素敵なイベントではないだろうか。
「はなびより」で「ほたるびより」
東京都稲城市にある老舗の遊園地よみうりランドに併設された「HANA・BIYORI(はなびより)」。”新感覚フラワーパーク”と名付けられたこの施設は、フラワーシャンデリアやプロジェクトマッピングなど、今までにない楽しみを感じさせてくれる植物園だ。
そんな素敵な場所で毎年行われているのが、「ほたるびより」というイベント。園内に流れる沢でゲンジボタルやヘイケボタルを飼育しており、その様子を鑑賞できるというものだ。期間は2024年5月24日から2024年7月1日までのうち、金土日の19:40から21:00までで料金は300円。別途別途HANA・BIYORI入園料(中学生以上800円、小学生500円)が必要だが、都心の夜景が眺められる場所なので夜景と共に蛍の淡い光を楽しむのも素敵だなと思う。
天候によってはホタルを見ることが出来ない場合があるが、「HANA・BIYORI(はなびより)」自体が植物に彩られた素敵な空間で、プロジェクトマッピングも見られるうえにスターバックスコーヒーも建物内に併設されているので、のんびりとした時間を過ごすことができるだろう。
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また、今年に入ってから敷地内に温泉施設「花景の湯(かけいのゆ)」がオープンしたので、昼間は温泉施設でゆっくり過ごして涼しくなったら蛍鑑賞というのも良さそうだ。