ボウリングを趣味として本格的に投げ始めてから、なんだかんだでそろそろ10年ちょっと。なかなかアベレージが上がらないのが悩みだが、現在は仕事やなんだで週1回程度しか練習が出来ないのでまずは「楽しく投げれれば良い」としている。
それでも10年やっていると色々なことを覚えるので、今回は「ファウルラインからスタンディングドットまでの距離についてお伝えしたい。
ボウリング場によって異なるスタンディングドットの数と距離
ボウリング場のレーンに立つと、足元にいくつかの丸い印がついている。これは「スタンディングドット」と呼ばれる印で、文字通り立つ位置を決めるためのマークだ。
ちなみに、ボウリング場に行くと「お客様は◯番レーンを使ってください」と言われるが、正式には「レーン」はボールが転がる部分のことを言い、スタンディングドットが書かれている部分は「アプローチ」と呼ばれている。アプローチとレーンの境目にあるのが「ファールライン」で、「ファールライン」にも「スタンディングドット」と同じマークが付けられているので、立った場所のマークからファールラインのマークまで真っ直ぐに歩いてボールを投げるのが良い。
この「スタンディングドット」は、ボウリング場によって形状や数が異なっている。写真のように5個設置されているボウリング場もあれば、7個設置されているボウリング場もある。
また、あまり知られていないかもしれないが、ファールラインからスタンディングドットまでの長さはボウリング場によってまちまち(写真手前のスタンディンググリッドからファールアインまでの距離もまちまち)。ファールラインまでの距離によってボールスピードが変わるので、いつも練習をしているボウリング場の距離を歩測しておいて、別なボウリング場でもいつもと同じ距離から投げることも大切かもしれない。
この話を知った時には、ちょっとしたことながらボウリング場の設備にはそれぞれ意味があるのだなと、改めてそう感じた。