首都圏も朝晩はかなり涼しくなってきて、ようやく秋の気配が色濃く漂ってきました。今日は週末金曜日。今日から「国際文通週間」が始まるのだそうです。
1957年（昭和32年）にカナダのオタワで開催された万国郵便連合の大会議で、連合が創設された10月9日を含む一週間を「手紙を書く週間」とすることが決定されました。それに伴い、各国で「文通週間」を設けることが決定されたのだそうです。世界的な文通を通じて世界平和に貢献することが目的ですので、とても素敵な取り組みではないでしょうか。
日本でも各種の行事が行われますが、キャンペーンの一環として国際文通週間にちなむ郵便切手が毎年発行されています。今年の記念切手は、葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景 相州梅沢左」。国際郵便に貼って海外に送ると、日本情緒があって良さそうですよね。
メールやSNSが登場するまでは、連絡手段としての手紙は一般的でした。また、当時はまだパソコンやワープロも出始めでしたので、基本的には手書きで葉書や手紙を書いていました。手紙を書くのは手間のかかる作業ですが、一文字一文字に気持ちを込めて書く手紙には、メールやSNSにはない温かみがあるような気がします。便箋や封筒の選択も相手のことを思い浮かべながら行いますので、手紙を書くという行為は相手のために自分の時間をプレゼントするということに繋がるのかもしれませんね。
今日は週末金曜日。明日から三連休ですので、時間を作って文具店に行き、便箋や封筒など手紙用品を見てこようかなと思います。皆さんも楽しい三連休をお過ごしください。
