コロナ禍になって「ハイブリッド方式」という言葉を聞くようになった。元々はガソリンと電気の両方で走る車のことを指す言葉だが、最近では集合式の会議とリモート会議を組み合わせて「ハイブリッド方式の会議」と呼ぶこともある。なかなか言い得て妙だ。
今までも似たような方式での会議はあったが、どちらかというと「時間や場所の関係で少人数がリモートで参加する」というパターンが多かった。しかし、今ではリモート参加の方が多いという会議が少なくなく、また個々人でリモートというパターンと、複数の会場に集まってリモートでつなぐというパターンがあり、会議の在り方もかなり変わってきているなと感じた。
先日参加した懇親会も今までと少し趣旨が異なっていて、「洋食屋さんで懇親会」というパターンだった。それだけなら何ということの無い飲み会だが、今回はお酒を飲む人はお酒とつまみを頼んで楽しみ、お酒が飲めない人は定食類の食事を楽しむというものだった。私はお酒を飲めないのでハンバーグ定食を頼んだが、美味しい食事をゆっくり食べて、食後の飲み物を楽しみながら話をするというのはなかなか楽しい。今までは「ウーロン茶を飲みながらつまみを食べてお腹を膨らます」というパターンが多かったので、今回の懇親会はなかなか新鮮だった。
飲んでいる人と飲んでいない人は半々だったが、話は盛り上がりあっという間に２時間半が経っていた。飲めない人にとって「飲み会」はやや苦痛だが、こういう方法であれば皆でワイワイ楽しめるなと感じた懇親会だった。
