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お掃除ロボット「ブラーバ」のタイヤゴムをDIYで交換する

我が家にはお掃除ロボットのルンバとブラーバが1台ずつある。元々、家具を一切置いていないシンプルな室内なので、この2台があればほとんどの部分を清掃できて便利だ。ただし、ルンバもブラーバも機械自体の定期的な清掃と点検が必要で、それを行えば既定年数よりもかなり長く使うことができる。バッテリーも定期的に交換しているのだが、今回はブラーバのタイヤゴムを交換してみた。

タイヤゴムは消耗品

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床をぐいぐい拭いてくれるお掃除ロボットブラーバは、思ったよりも強い力で床を拭いてくれる。

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そのためタイヤゴムは非常にやわらかいスポンジ素材になっていて、しっかりと床面をグリップしてくれるかわりにボロボロになってしまう。例えは少し大袈裟だが、F1のレース用タイヤのようなものだ。我が家も2年使った時点でかなりすり減ってきたのだが、4年目に入って壁にぶつかったときに車輪が空回りするようになってしまった。

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若干遅きに失した感はあるのだが、交換する方法を調べてみたところ、純正では道具が売っていないもののブラーバ用のタイヤゴムは販売されていた。さっそく取り寄せて交換することにした。

交換のポイントは接着税の選定と使い方

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タイヤゴムは切れ目の部分から綺麗にはがれるので、ゆっくりと引っ張りながらはがしていく。残った接着剤も綺麗に剥がれるので、丁寧に歯がそう。張り替える新しいタイヤゴムは、「KEEPOW iRobotBraava交換用ホイールスキン」という商品を使ってみた。

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ブラーバの車輪はプラスチック製なので、そこにゴムを貼るには通常の接着剤では難しく高粘着性の接着剤が必要だ。Webで紹介されていたのは「セメダイン 貼ってはがせる粘着材BBX P20ml NA-007」だったが、Amazonでは複数個での販売となっていたので断念。そこで、同様の性能を持っているであろう「エーモン はがせるシリコン粘着剤 1690」を使ってみたが、結果的には大正解だった。

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どんな接着方法が良いのか分からなかったので、片方は車輪に直接塗ってヘラで広げてみた。こちらは、塗るたびに車輪を回していかなければならないので、裏側に接着剤が入りそうで怖く作業もしずらい。

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もう片方はタイヤゴムの裏に接着剤を塗り、車輪と同じくヘラで広げてみた。こちらの方が作業がしやすいし、車輪にタイヤゴムを巻くときにもこの方法がやりやすかった。

この接着剤は塗ってから1時間ほどで固まってくるので、それまでじーっと待ってから貼り付けていくことをお勧めしたい。なお、完全に固まるには24時間かかるので、それも頭に入れておこう。

仕上げはマスキングテープ

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タイヤゴムは車輪の円周ぴったりに切られているので改めて切る必要はないが、接着剤の厚みがある分だけクルリと巻いたときに最後に若干隙間ができてしまう。それを防ぐためにはテープでぎゅっと抑える必要があるのだが、タイヤゴムの表面に油分があるためセロハンテープでは全く止まらない。

色々試してみたところ、マスキングテープであればある程度止まるようだったので、ぐるりと一周巻いて一日置くことにした。接着剤の放置を除いて20分ほどの作業だが、これでブラーバの駆動力が蘇るのであれば簡単な作業だといえる。

仕上がりはまずまず

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24時間経ってマスキングテープを剥がしてみたら、0.5mmほど隙間はできたもののまずまずの仕上がりだった。タイヤゴムのセットは8本入っているし接着剤は綺麗に剥がれるので、隙間が大きいようならしばらく使ってから貼り直しても良いだろう。

簡単な割には効果の高いメインテナンスなので、ブラーバの車輪がすり減ってきたとお嘆きの方は試してみる価値がある作業だ。

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