昨年からリモート会議が一気に増えて、わざわざ会議のために出張をしなくても済むようになった。職場の会議室に備えられた装置を使って会議に入ることもあれば、自宅や自席から個人で会議に入ることもある。そんな時に便利なのがノートPCの画面を高くするPCスタンドだが、カバーと兼用できる商品がキングジムから発売される。
Web会議時にはスタンドになる「ネスティ」
キングジムは、PCスタンドとしても活用できるノートPCカバー「ノートPCカバー ネスティ 」を2021年10月15日(金)から発売する。カラーは茶と緑の2種類で、販売予定価格は4,800円(税別)。対応ノートPCサイズの目安は13~14インチだ。
コロナ禍でテレワークが増える以前にも、個人のデスクを固定しないフリーアドレスが色々な企業で導入されるようになった。いわゆる働き方改革のひとつだが、それに伴いデスクトップPCからノートPCに切り替えられるようにもなった。ノートPCを職場内で持ち歩くことで会議資料を手元で見るなど利便性があがったが、コロナ禍によってテレワークが推奨されるようになり、自宅やサテライトオフィスなどでリモート会議に参加する機会が格段に増えた。
ノートPCにはカメラが内蔵されている機種も多いので、リモート会議の際にはウェブカメラを装着する必要がなくて便利だが、どうしても顔を下から上にあおるような画角となってしまう。そこで使われるようになったのが、ノートPCの画面を高くするPCスタンドだ。私も自宅で使っているが、デュアルモニターにした時にもPC画面も同じ高さに置くことができるので目が疲れにくいという利点がある。
今回キングジムから発売された「ネスティ」は、PCスタンドの良さを取り入れた新しいタイプのノートPCカバーだ。また、書類や小物をひとまとめに収納できるポケットや、手が疲れないリストレストが付いているので、カバーとしての使い勝手も良さそうだ。
在宅勤務でもリモート勤務でも持ち歩く道具は少ない方が良いので、カバーとスタンドを兼用できるというのは便利だ。質感を含めてぜひ実物を手に取ってみたいなと思う商品だ。