9月に入ると気分的には「夏が終わったな~」と思うものの、気候はまだまだ夏。半袖が手放せず熱帯夜も続くのだが、それでも季節は少しずつながら移り変わっていく。「気がつけば虫の音が響いていた」となるのも間もなくだろう。お正月の話も既に聞こえ始めている。
年賀状の販売が来月から開始
日本郵便は2021年用の年賀はがきについて、当初発行枚数を19億4198万枚にすると発表した。昨年に比べて17.4%の減で、10年連続の減少となる。発売開始は10月29日を予定している。
減少の原因は、言うまでもなくメールやSNSでのやり取りが一般化してきているということだろう。短い文章やスタンプで手軽に挨拶が出来るし、何よりも費用がかからないというのが大きい。パソコンなどの影響で文字を手書きしなくなったことと相まって、年賀はがきの需要は減る一方だ。
それでも日本郵便では少しでも需要を掘り起こそうと、5年振りにディズニーキャラクターの「くまのプーさん」を採用していた。これで需要が一気に増えるとは思えないが、ちょっとしたインパクトはありそうだ。お年玉賞品は前年同様の設定となっており、1等が現金30万円か電子マネー31万円分のどちらかを選ぶようになる。
まだ早いなと思いながらも、年賀はがきの発売情報を耳にすると、今年もすっかり後半戦に入っているんだなと思う。
年賀状印刷もネットで頼める時代
年賀状印刷は以前は街の印刷会社や写真店、文具店などで注文していたが、今ではWeb上で簡単に頼めるようになってきた。
私が毎回利用しているのは「ウェブポ」というサービスだが、裏面を印刷してくれるだけではなく、宛名印刷も行った上で郵便ポストに投函もしてくれる。一枚一枚に異なった添え書きも設定出来るので、忙しい人にはピッタリかもしれない。
年末に近づいたら、また改めてご紹介させていただくことにしたい。