東京都調布市にある布多天神社は、ゲゲゲの鬼太郎の住まいがある場所として有名だ。妖怪たちはどのようなお正月を過ごしているのか、カメラを持って様子を見に行ってきた。
鬼太郎の住まいがある布多天神社
京王線調布駅から徒歩5分のところにある布多天神社は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である故 水木しげるさんもゆかりのある神社だ。駅の北口から伸びる商店街の先にあるこの神社は、菅原道真公が祀られている学業の神様だ。
また、水木しげるさんの描かれた漫画の中で「鬼太郎の住まいがある神社」として紹介されたことから、「鬼太郎が棲む場所」として有名な神社で現在でも様々なイベントが開催されている。
お正月三ヶ日を過ぎても参拝の列が長く伸びている。人気のある神社だということが伺える。
境内には御神牛が祀られており、「撫でるとご利益がある」という言い伝えのがあるため大勢の人に撫でられている。特に鼻の部分がピカピカだ。
毎年11月下旬には、水木しげるさんの命日(11月30日)にちなんで「ゲゲゲ忌」も開催される布多天神社。妖怪が棲んでいる雰囲気があるかどうかを、散歩がてらに確かめにいくのも良いだろう。
商店街にも鬼太郎ファミリーが登場
京王線調布駅中央口から北側にあるのが、布多天神社まで続く天神通り商店街。スーパーや商店、飲食店などが並ぶ活気のある掌底街だが、あちらことちらにゲゲゲの鬼太郎ファミリーが鎮座している。
私のお気に入りは塗り壁。その他にも一反木綿や猫娘、ネズミ男などもさりげなく鎮座している。こういったモニュメントを見つけるのも楽しい。
商店街の入り口から天神社に向かって右(東)に歩いて行くと、駐輪場の前に「妖怪ポスト」が置かれている。普通に使える郵便ポストだが、さりげなく置かれているところが良い。意味もなくハガキを入れたくなるのは私だけだろうか。