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新型コロナに負けるな!調布市が「妖怪アマビエ」(水木しげる)のイラストを無料提供中

東京では新型コロナ対策で外出自粛や在宅勤務が要請されていて、どことなく閉塞感が生まれつつある。それでも、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには今が一番大切な時だと思うし、気持ちを一つにして頑張る時なのだろうと思う。そんな「頑張る気持ち」を応援しようと、ゲゲゲの鬼太郎が棲む調布市が疫病退散のイラストを無料提供している。

調布市が「Web会議用」として画像を提供中

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 東京都調布市は多摩地域東部にある市で、新宿から京王線を使って最短15分ほどの距離なので交通の便が良い場所だ。都心から近い割には古くからの寺社が点在し、古くからの武蔵野の自然も残っている住宅街でもある。その調布市にはゲゲゲの鬼太郎が棲むとされる布多天神社神社があり、市をあげてゲゲゲの鬼太郎をはじめとした妖怪等で盛り上げている。

その調布市が新型コロナに負けるなとばかりに、市のホームページで水木しげるさんの描かれた「妖怪アマビエ」の画像を無料提供している。

調布市は、漫画家であり、調布市名誉市民の水木しげるさんが50年以上暮らした「水木マンガの生まれた街」です。 このたび、水木プロダクションにご協力いただき、WEB会議などの背景として利用できる「アマビエ」(イラスト水木しげる)の画像を作成しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのテレワーク(在宅勤務)などを行う際にぜひご利用ください。 (調布市HPから参照)

 疫病を退散させる妖怪がいるというのも初耳だったが、それを水木しげるさんが描かれていたというのも存じ上げなかった。未曾有の対応を求められている新型コロナ対策だが、こういう取り組みで気持ちをほぐすにも良いなと思う。

「アマビエ」とはどんな妖怪?

 

 妖怪アマビエは各地で和菓子やダルマになるなど、ある意味ではいま話題の妖怪だ。ニュースなどでも取り上げられているのでご存知の方も多いと思うが、元々はどのような言い伝えがあるのだろうか。YouTubeに調布市が協力して制作した動画があるので、そちらをご覧いただきたい。

また、いくつかのサイトを調べてみると、「アマビエ」は江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れた妖怪で、挿図付きで瓦版に取り上げられて江戸にまで伝えられたようだ。肥後国の海に毎晩光る物体が出没したため役人が赴いたところ、「私は海中に住むアマビエと申す者なり」「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と告げて海の中へと帰ったそうだ。

疫病の予言をするだけではなくその絵を見た人の病気を治すともされていることから、今回の新型コロナ封じとして一躍スポットを浴びたというわけだ。

さっそく壁紙にしてみた

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さっそく自宅PCの壁紙として使わせていただいた。が、ちょっと怖い(汗)。良くみるとなかなか迫力がある絵なので、これなら疫病も退散してくれるかもしれない。