東京でも春めいた日が続いていて、桜の花もかなり咲き始めてきた。緊急事態宣言は21日までで解除になるが、今年の春も昨年同様にソーシャルディスタンスを守りながら桜を愛でるべきだろう。それでも、暖かくなってきた春風に誘われれて、東京府中市の深大寺を起点としたジョギングを楽しんできた。
落ち着いた雰囲気の深大寺
深大寺は東京都調布市の北側にある天台宗別格本山で、奈良時代の733年(天平5年)に開創されたと伝えられる古刹だ。隣接した神代植物公園や深大寺そばなどでもお馴染みの場所だ。
交通は京王線調布駅からバスで10分ほどだが、距離にして2kmほどなのでランニングやジョギングをされるかたにとっては朝飯前の距離だろう。深大寺を起点にして調布飛行場や国立天文台へも走っていける距離なので、マラニックを楽しむのも良いだろう。
今回は一息入れるだけの訪問だったが、世の中が落ち着いてたらのんびりと深大寺そばでも食べてみたいと思う。
深大寺と言えば「鬼太郎茶屋」
深大寺の参道に入るとすぐにあるのが「鬼太郎茶屋」。調布市はゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるさんが住んでいた場所なので、市内各所にゲゲゲの鬼太郎にちなんだ施設がある。鬼太郎茶屋もそのひとつで、築40年ほどの古民家を使ったお店はファンも多い。
お店は入り口付近がお土産もの売り場になっており、奥には妖怪茶屋と呼ばれる喫茶がある。喫茶でもゲゲゲの鬼太郎にちなんだメニューが揃っているので、家族や仲間と一息入れるのにも楽しいだろう。
妖怪だらけの店内は小さなお子さんだと怖がることもあるかもしれないが、鬼太郎ファンにはたまらない品揃えだろう。なかなか楽しい店内だ。