今年の東京はなかなか寒くならず、12月に入ってようやく例年並みの寒さとなってきた。各地でイルミネーションがキラキラと輝きだし、気分も徐々に年末モードに入ってきた。街にはクリスマスの雰囲気も漂ってきたが、今年もまた「サンタクロース追跡サイト」もオープンした。このサイトがオープンすると、今年もあと少しだなと思う。今回もまた昨年の記事をリライトしてご紹介したい。
サンタクロース追跡サイト
毎年12月に入るとオープンするのが、サンタクロース追跡サイトの『NORAD TRACKS SANTA』。クリスマスまでのカウントダウンが行われるとともに、クリスマスイブからクリスマスにかけてはサンタクロースのソリを追跡してしまうというサイトだ。
このサイトでは「サンタクロースは実在するか」といったことや、「サンタの追跡方法」などが、かなり真面目に書かれている。「サンタに関するQ&A」もあるので、こういったページを親子で見るのも楽しい。
NORAD(ノーラッド)は「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」という実在する組織で、アメリカとカナダが共同で運営する統合防衛組織だ。そういった総合防衛組織が、サンタクロース追跡サイトに登場するのには訳がある。
それは、1955年にコロラドの大手スーパーのシアーズが、子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設したときの広告に、誤って当時の司令長官へのホットライン電話番号を載せてしまったのがサイト開設のきっかけだった。
子ども達からかかってきた電話(間違い電話)に司令官ハリー・シャウプ大佐が、「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と回答し、それをきっかけとして現在のサイトを開設したのだ。
子ども達の夢を壊さないための、司令長官の温かい心づかいが素晴らしい。
今年も可愛いサイトが目を引く
サンタクロース追跡サイトをクリックすると、サンタクロースの村が現れる。建物順にクリックしていくと、音楽やゲーム、図書館などのページが開くようになっていて楽しめる。
ゲームコーナーでは、12月1日からクリスマスイブまで日替わりで楽しむことが出来るミニゲームが用意されていて、親子や兄弟でクリスマス気分を味わいながら楽しむのも良いだろう。
動画を観てワクワクする
動画のサイトをクリックすると、サンタクロースが北極圏を出発して世界中を飛び回る様子を見ることができる。CGだと一目でわかる画像だが、それでも見ていてワクワクするし夢があって素敵だと思う。
クリスマス当日は、リアルタイムでサンタクロースの飛び回る軌跡を追うこともできる。
その昔サンタクロースを信じていた息子もすっかり成人だが、それでもクリスマスの時期になるとワクワクする。それは、この時期になると親子でセッセとクリスマスツリーを飾り付けて、サンタさんがやって来る日を心待ちにしていたからだろう。
サンタクロースは子ども達には楽しみを、大人達には思い出をたくさん置いていってくれるようだ。
(この記事は毎年この時期に掲載している記事のリライト版です)