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先日、東京にある井の頭公園の一角で行われたフェスタに行ってきた。久しぶりにデジタル一眼レフを担ぎ、フェスタで賑わう会場を撮りまくってきた。フェスタ自体も自然で開放的で素敵だったのだが、出店しているお店で素敵なグッズを見つけた。
昔の川遊びを復活させた「さんかくフェスタ2017」
2017年6月4日(日)に、東京・吉祥寺の井の頭公園の一画で行われた「さんかくフェスタ」。園内を流れる小川でザリガニ取りをしたり、原っぱで音楽に合わせて踊ったりしようというイベントだ。
それほど広くはない場所にキッチンカーやテントがズラリと並び、賑やかながらも穏やかな時間が流れるイベントだった。
会場には述べ3000人以上が詰め掛けて大賑わいだったが、混雑していながらも穏やかで落ち着いた雰囲気が流れていたのが印象的だった。それは、出店しているお店の雰囲気が良かったり、小川が流れていて目の前をトコトコと井の頭線が走っていたりと、会場全体が穏やかな雰囲気だったからだろう。
また、会場に木陰が多いというのも良かったのだろう。小さなお子さん連れのご家族も多かったので、出店で食べ物を買って木陰でくつろぐということができる。木陰や小川というのは人を引き寄せるものだが、そういったロケーションの良さも含めて主催者側の企画力の高さが光ったイベントだった。
ピックアップ3店舗
食べ物屋さんも雑貨屋さんも、どのお店もレベルが高い出展者ばかりで驚いた。
食べ物はどれもとても美味しくてボリュームがあり、それでいてそれぞれお洒落。雑貨類もアジアンテイストありフェアトレードありと、非常に個性的で高品質な品揃えが目立った。
その中でも、個人的にググッと興味をひかれた3店舗をご紹介させていただきたい。
手作り缶バッチの「Open the egg 」
「Open the egg 」は障害のあるアーチストのアートを商品化し、それを販売することによってアーチスト本人に収入をもたらすという活動をしている。いわゆるエイブルアートと呼ばれる作品だが、どれも躍動感あふれる素敵なイラストばかりだ。
Tシャツなどの商品販売を行う傍で、作品に自由な彩色を行い、それを缶バッジにするというワークショップを行っていた。色鉛筆を使って色ぬりをし、それを自分で缶バッジにするという作業は、見ているだけでも楽しそうだ。子どもたちの嬉しそうな表情が印象的だった。
お菓子の廃材で手作りされたグッズ「エコミスモ」
「エコミスモ」という商品を販売していたのは、武蔵野市に本拠地を持つNPO法人アクション(ACTION)だ。フィリピンと日本とで活動を続けるNPO法人だが、フィリピンで作られている商品を日本でフェアトレードとして販売するなどの活動も行っている。
その中でもエコミスモはお菓子の包装などを使って編み上げられた商品で、色といい柄といい非常に完成度が高くて素敵な商品だ。手触りも良くてエコな商品なので、これから人気が高まってくるのではないかと思う。
ものづくり工房の「ペイントシューズ」
色とりどりのペイントシューズを販売していたのは、ものづくり工房「hikobae」だ。ここは社会福祉法人武蔵野が運営するセンターで、障害のある皆さんがそれぞれの感性でものづくりを行なっている場だ。
このペイントシューズも白いシューズに直接色を塗ったもの。一つ一つが世界に一つしかない一品物という素晴らしい商品だ。飾ってあるだけでもアーティスティックな商品だなと思う。
まとめ
写真撮影が好きでデジタル一眼レフを担いで撮影に出ることがあるが、今回は久しぶりに思い切り撮影をする機会に恵まれた。やはり無心になってシャッターを切るというのは楽しい。また、撮影をさせていただく時には色々と商品の話をお聞きして、それからきちんと撮影の許可をいただくことを心がけた。
そうすることで素敵な商品をたくさん撮影させていただけたが、やはり好きな商品を撮影するというのは難しい反面楽しい作業だなと感じた。