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読み終わったら文房具を買いたくなるコミック「ぶんぐりころころ」第一巻発売中

実家の文房具屋で子どもの頃から文房具に囲まれて過ごし、大人になってからも文房具店があるとフラフラと入ってしまう。文房具に対して造形が深いわけでもなくうんちくを語れるわけでもなく、単に「文房具を見ると落ち着く」という感じだ。そんな文房具好きにとって、読み終わると文具店に行きたくなるコミックが発売された。

文房具がど真ん中にあるコミック

ぶんぐりころころ

2017年6月9日(金)に発売されたのが、「ぶんぐりころころ(1) 」というコミックだ。週刊少年マガジンに連載中の漫画で、文房具店が実家の女子高生さららが、自らが大好きな文房具を紹介しながら物語が進むというコメディ作品。

今回発売された第一巻には「文字が消せるボールペン」、「針なしステープラー」、「芯の折れないシャープペン」、「イケメン付箋」、「切りやすいハサミ」など、さまざまな文房具類が登場する。文房具好きの方なら誰もが知っている文房具ばかりだ、読みながら思わずそうそうと相づちをうってしまう。

巻末には作者の製作日記のようなものが書かれているが、固有の商品を取り上げる関係でメーカーに照会をかけているのだとか。単行本の帯にコクヨの広報担当者コメントを書いているというのもなるほどなと思ったし、今回のコミックがコクヨのキャンパスノート柄だというのも納得だ。

帯にはが「ひたすら笑った後は文房具が欲しくなるスゴイ漫画!!!!!!」と推薦コメントが書かれているが、まさしくその通りのコミック。商品説明も丁寧で、文房具好きとして文房具が話の中心にあることに好感を持った。

ぶんぐりころころ(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

ぶんぐりころころ(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

 

文房具関連のコミックといえばこちらも

昨年末に初めて参加した「文具祭り」。そこにゲストとして出演されていたのが、「文具少女ののの」の作者である星屑七号さん。コミックの第二巻が発売されるというお知らせも兼ねて出演されていた。

こちらは主人公の少女が特別なシャープペンシル(デルガード)とともに、悪の文房具に立ち向かうというSF物のような内容だ。今回ご紹介した「ぶんぐりころころ」が文房具全般を紹介しているのに比べると、ストーリーも方向性も大きく異なる作品だ。

どちらが面白いかということではなく、文房具をメインとしたコミックが複数あるということが面白い。それだけ文房具が静かで長いブームになっているということなのだろうか。