古民家や骨董品など古いものを好きな方も多いが、文房具の世界でも昭和レトロなものやロングセラーものなどは人気が高い。文房具ではないが、活版印刷などもその一つだろう。また、古いものではなくても、いつも使っている文房具がグッズになるとついつい手に取ってしまうということもある。
文房具がテーマのグッズ
先日、近所の大型書店に出向いたら、入り口の正面にこんな商品が平積みされていた。思わず足を止めて手に取ってみたが、文房具がコンテンツとなった小物入れなどだった。
まず目についたのが、消ゴムのMONOを型どった「MONO 文具BOOK (TJMOOK)」。良く使っている小さな道具だけに、ドーンと大きい小物入れになっているのが面白い。ファスナーを開けると網状の仕切りがあるので、パソコンのコード類などを持ち歩くのにも良さそうだ。
次に目についたのが、マルマンのスケッチブックを型どった「ZUAN LOVE! 「図案スケッチブック」がある毎日。 (TJMOOK)」という商品。こちらは中がいくつかに仕切られていて、A5ノートやボールペン、ハサミやボールペンなどの筆記具を運ぶのに良さそうだ。また、可愛いリスのチャームが付いているので、持ち歩くのも楽しそうだなと思った。
一番目についたのが、「レトロでかわいい! サクラクレパスの文具たち (TJMOOK)」という商品。サクラクレパスの箱はスマホケースにもなるなど以前から人気だが、この商品はダブルファスナーになっていて、クレヨンのようなチャームがついている。中はペン類などを分類して入れるのに良さそうなので、色エンピツをバラで入れて持ち歩いても良いかもしれない。
どれも思わず手に取ってみたくなる小物入れだった。
ロングセラー商品には訳がある
文房具でもそれ以外の道具でも、それぞれの分野でロングセラー商品が存在する。文房具で言えばマルマンのスケッチブックやコクヨの測量野帳など、50年以上の歴史を誇るものも多い。日用品でも家具でも、車やバイクなどの乗り物でも、同じように長く販売され続けている商品が世の中にはある。
共通しているのは、シンプルで飽きがこず、安心して食べたり使ったりできるという点だろう。もちろんそれだけではないだろうが、「シンプルで機能的」というのはひとつの要素だろうと思う。そんな商品がこれからも登場することを願いたいし、楽しみにしている。