新幹線の発着駅になってから、品川駅はかなり賑やかになってきた。駅ビルも充実してきてたくさんのお店が入っているので、新幹線までの時間を改札内でをゆっくりと過ごせるようにもなっている。カフェや書店やお土産屋さんが多いが、個性的な品揃えの文具・雑貨店も出店している。
改札内にある個性派文具店
山手線などで品川駅で下車し、構内を新幹線方向に歩くとエキュート品川がある。カフェやお土産屋さんなどたくさんのお店が入った施設だが、エスカレーターで2階に上がると雑貨などのお店もある。
色とりどりの筆記具やインナーバッグ、ファイル類などがズラリと並んでいて楽しい。文具店の入口を入ると必ずワクワクとした気持ちになるが、入口のないオープンなお店だと遠目からそれを感じられるのが良い。
それほど広くはないお店ながら、様々な文具類や雑貨類が並べられていて見ているだけでも楽しい。お店の奥の方には高価な万年筆も置いてあり、安価なものから高価なものまでこだわりの文具類が豊富に置いてあるという印象だ。
棚の配置も関係しているのだと思うが、商品が見やすく分類・レイアウトされていて文具好きにはたまらない空間だ。
架空のイギリス人男性Smith(スミス)さんの好きなモノが集まった空間をイメージしています。家でもオフィスでも使いたくなるデザイン性の高さが魅力です。
お店のコンセプトを読んで、なるほどそういうことかと合点がいった。スミスさんがどういう設定の方なのかは書かれていないが、好きな雑貨や文具類に囲まれてご満悦の姿が思い浮かぶ。私もこういう空間を自分で持った見たいものだと思う。
駅の中とは思えないecute品川
仕事関係で品川駅は割と良く使っているのだが、いつも通過するだけでエキュートをゆっくりと見て歩くことはない。それだけに、今回「スミス」を覗いてみてエキュート自体の広さに改めて驚いた。
買い物をするのにも良いし、新幹線を待つ間に食事を済ませたりゆっくりとくつろいだりするのにも良いだろう。在来線ホームからコンコースに上がった部分は大勢の人でごった返しているが、少し新幹線側に歩いてエキュートの中に入ると雰囲気がガラッと変わる。
そういう不思議な空間がまた人を集めるのかもしれない。