環境に配慮した取り組みとして、夏場を軽装で過ごすクールビズが始まったのが2005年。当初はノーネクタイに開襟シャツが定番だったが、最近ではスーパークールビズという名称も登場し、ポロシャツやチノパンなどでも良いとする企業も増えてきた。
上着を着なくて良いのは非常にありがたいが、手帳やペンを持ち歩くのには若干苦労する。そんな時こそメモホルダーを活用したい。
革製のオシャレなメモホルダーでクールに記録する
先日、文房具好きなら良くご存知のつばめや文具店企画担当の高木さんとお会いする機会があった。とても穏やかな方で楽しい時間を過ごさせていただいたが、その際にいただいたのが「レイメイ藤井 メモホルダー ツァイトベクター」という革製のメモホルダーだ。
硬い革でできたこの商品は、立ったままメモをとるのにも便利だ。手の平サイズでワイシャツの胸ポケットに入れることも出来るので、クールビズで上着がなくても持ち歩くのに困らない。
裏側は色に違う革が使われていて、書いたメモを入れておいたり名刺を数枚入れて置くのにも便利だ。シンプルな道具なのに、良く考えられた作りだなと思う。
クールビズという名称は一般公募によって選ばれたもので、 「涼しい」や「カッコいい」という意味のクール(cool)と仕事を表すビジネス(business)の短縮形を組み合わせた造語だ。
涼しげないでたちでカッコ良くメモを取る。そんな使い方ができる、クールな商品を使いこなせるようになりたいものだ。
細身の多機能ボールペンがあればさらにクールだ
とても素敵なメモホルダーをいただいたので、それに合った筆記具を購入することにした。もともとこのメモホルダーのペンホルダーはとても細いので、手帳用の細いペンが必要だ。
そこで選んだのが、パイロットの「多機能ボールペン バーディスイッチ」というボールペン。片方がシャープペンシルになっており、後部のキャップを外すとボールペンになるという便利なミニボールペンだ。
メモホルダーに取り付けてみると、スッキリとしたフォルムがなかなかよろしい。少しきつめのペンホルダーだが、革製なので徐々に馴染んでくるだろう。
普段はシャペンシルとして使い、必要なときにはボールペンとして使う。キャップはシャープペンシルの先に取り付けることが出来るので、紛失してしまう心配もない。
細身ながら121mmの長さがあるので、書きづらいという感覚はない。ボールペンも滑らかな書き味なので、サラサラとメモを取ることができる。
なかなか最強の組み合わせだなと思う。
シンプルな文房具でシンプルに仕事を片付ける
今回ご紹介したメモホルダーは、メモを書くことに特化した商品だ。それだけに、余分な機能は削ぎ落とされていて、立ったままで素早く書くことを目的としたシンプルな作りになっている。
同じく手帳用のペンも書くことに特化したシンプルな機能となっていて、書いた内容をデコレーションする機能は備わっていない。
シンプルな文房具だからこそコンパクトに持ち運びができて、ポケットの少ないクールビズ対応の服装時にはありがたい。メモを書いたら持ち帰り、手帳に貼ったり書き写したりするのはじっくりと行えば良い。
シンプルな文房具は、仕事のやり方自体もシンプルにしてくれる。