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【新商品情報】取っ手付きで使い心地をアップ、キングジムとコクヨそれぞれに新ファイルが登場

書類を保管するためのファイル類はたくさんの種類が発売されていて、会社のキャビネットにも書類を綴じたファイルがずらりと並んでいる。PCの普及で紙媒体が減ってきたとはいえ、例えば会計関係の資料などはまだまだファイリングしておく必要がある。たくさんの資料が閉じられたファイルはキャビネットから取り出すのも一苦労だが、その苦労を軽くしてくれる商品が発売されている。

大容量のファイルを取り出しやすくする把手付きファイル

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http://www.kingjim.co.jp/products/file/detail/_id_3515/

キングジムから発売されているのが、「スーパードッチファイル メガ綴じ 特厚 A4」   という商品。大容量キングファイルの背表紙部分に把手が取り付けられていて、引き出しやキャビネットから取り出すときに楽だ。

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http://www.kingjim.co.jp/products/file/detail/_id_3515/

大きなプロジェクトや毎月開催される会議議事録など、一冊でかなりの量になるファイルは案外重い。保存資料の追加や閲覧時などに効果を発揮する工夫だ。また、何冊かのファイルを会議に持ち込むなど、移動時にも重宝するだろうなと感じた。

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http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tubefile-totte/

一方、コクヨの「チューブファイル 取っ手付 エコツイン A4 2穴」も持ちやすい工夫を施した商品だが、こちらはファイル自体の形状に一手間加えることで効果を出している。

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http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/tubefile-totte/

このタイプのファイルはキャビネットにきちんと並べることができて便利だが、きっちりと並ぶだけに取り出すときに苦労することがある。ファイルの背表紙上部に指を引っ掛けて引き出すのが常だが、前面に取っ手があると楽に引き出せるだろう。

ちょっとしたことだが、毎日ファイルを出し入れする必要がある職場では、とても重宝する仕組みだと思う。  

ちょっとしたことだが使いやすい工夫が施されたファイル

文房具類には、今回ご紹介したファイルのように「ちょっとした工夫」が施されている商品が いくつもある。ひとつひとつは安価なものだけに、工夫を凝らすというのはコスト面でもかなり大変なのではなかろうかと感じてしまう。また、そう言った「ちょっとした工夫」が凝らされた文房具を見つけるのも、文房具好きの楽しみのひとつだ。

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お気に入りの文房具として以前ご紹介させていただいた「Filet(ファイレット)」もそのひとつで、東京板橋にある株式会社ウキマが製造・販売を行っている商品だ。

クリアファイルに特殊な綴じ具を装着し、カタログや取扱説明書などをそのままファイルに綴じることができる。これも使い手にとっては「ちょっとした工夫」だが、使い慣れると非常に便利な工夫でもある。

価格的には一般的なクリアファイルよりも若干高いが、毎日カタログや取扱説明書使う方にとってはストレスがグンと減ることは間違いない。工夫を凝らした分が価格に反映されるのは当然のことだし、良いものを適正な価格で購入するというのもまた正しいことだと思う。

ウキマ ファイレット FA4-0302 ガクフ

ウキマ ファイレット FA4-0302 ガクフ

 

「ちょっとした工夫」は思いやりや心遣いの賜物だと思う

今まで世の中になかった新商品というは、開発に非常に時間をかけて世の中に登場する。今までなかったものを作り出すというのは並大抵の努力ではできないし、徹底的なリサーチや綿密な検討が必要となるだろう。そこには閃きや独創性というものが求められると思う。

一方で「ちょっとした工夫」を考え出して商品に施すというのは、それとは少し違った感覚や感性が必要ではないだろうか。一言で言うと、商品を使ううえでのちょっとした不便さを解消する「心遣い」だと思う。

文房具を使っていて、ちょとしたことだがストレスになる部分は意外と多い。それを消費者目線できちんと改善するのは、簡単なようで難しい。製品によっては金型やラインの変更も必要だろうし、改善することで設計を変更する部分も出てくるだろう。

それでも「ほんのちょっとの工夫」のために、多大な手間と投資を行うというのは素晴らしいことだ。だからこそ、そういった「ちょっとした工夫」と「ちょっとした心遣い」は、商品を選ぶうえでの重要なポイントとなってくるのだろう。