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スマホで操作できる乾電池型デバイス「MaBeee」が今春発売へ

 電気のない生活は考えられなくなってきたが、乾電池も同様に無くてはならないものの一つだろう。最近では充電式の乾電池も市場で定着してきており、繰り返し使うことでいままで使い捨てだった乾電池のイメージを変えてきた。

 さらに、昨年クラウドファンディングで資金を一気に集めて開発されたのが、乾電池を入れた機器類をスマホで操作可能とするデバイス。乾電池型デバイスと銘打たれたこの商品が、乾電池のイメージや用途をさらに変えてくれるかもしれない。

乾電池型デバイス「MaBeee」

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 クラウドファンディングで注目を浴びて商品化されたのが、電池型IoT 「MaBeee(マビー)」という商品。クラウドファンディングの Makuake(マクアケ)にエントリーし、800人以上の人から約580万円の資金を調達して開発を行ってきた商品だ。

 見た目は普通の単3乾電池とほぼ同じだが、電池を入れて機器にセットすることで様機器をコントロールすることができるという機能が斬新だ。クラウドファンディングで集まった資金を元に開発が進められ、今年2016年春に製品化される予定となっている。

 「MaBeee」は単3電池と同じ大きさだが、その中に単4電池をセットして機器に入れることでスマホでの制御が可能となる。また、単3電池を複数本入れる必要がある機器でも、一本だけ「MaBeee」を入れておけば大丈夫だ。

 開発元のノバルズ株式会社は昨年立ち上がったばかりの新しい会社だが、この商品を開発・発売することで新たな商品開発を行ってくれるのだろう。次の商品に早くも期待が集まる。

mabeee.mobi

使い方は極めて簡単

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https://www.makuake.com/project/mabeee/

 使い方は極めて簡単で、写真のように単3乾電池状のMaBeeeに単4乾電池を入れるだけ。MaBeee自体は乾電池ケースのようになっているが、これだけで機器の制御を行えるというのは驚きだ。

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https://www.makuake.com/project/mabeee/

 単4電池を入れたMaBeeeを他の単3電池と一緒にミニ四駆に入れてスマホと連動させると、スマホの画面に表示されたアイコンをタッチすることで動かすことができるようになる。MaBeeeとスマホとはBluetoothで接続されるので、特別な接続方法は必要としていないというのも使いやすい点だろう。

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https://www.makuake.com/project/mabeee/

 電動歯ブラシに入れるとタイマーをセットすることができるようになるので、子どもさんがしっかりと歯磨きができるように調整することも可能だ。

 他にも使い方によっていろいろな用途が考えられるこの商品は、販売予定価格が一本4,500円と「乾電池」と考えると高額だが、「制御用デバイス」と考えればまずまずの価格だろうと思う。

 クラウドファンディングで大勢のサポーターを惹きつけた商品だけに、発売が今から楽しみだ。

スマホでなんでも制御できる時代になってきた

 最近ではいろいろなものがスマホで操作できるようになってきた。テレビのリモコンは早くからスマホで操作することができたし、ミラーレス一眼などもスマホから撮影したりスマホに画像を転送できるようにもなってきた。

 さらに、スマホを接続するためのユニットも多数発売されていて、外出先から自宅の電気を点けたりエアコンのスイッチをオンオフしたり、さらには施錠も確認できるようになってきている。

 便利なことこのうえないが、逆に便利すぎて怖くなってしまうこともある。スマホでの認証が乗っ取られることはないのか、誤動作することはないのかなど、気になる部分もまだまだあるような気がする。

 何でも遠隔から制御できることは便利だが、便利さに頼り切らずに「いざという時の方法」として備えておくというのも一つの利用方法だと思う。