ブログを毎日書いていると「ブログネタをどうするか」ということに日々頭を悩ませるが、書くことが思い浮かんでも「いつ文章を打つか」ということにも頭を悩ませる。
私の場合には朝起きてからや寝る前などにカタカタと記事を打つのが通例だったが、ポメラを使うようになってからは移動中にデータを作ることができるので重宝している。
キングジムの「ポメラ」
キングジムが発売している「ポメラ」は発売から7年が経つが、目立たないながらもコンスタントにモデルチェンジがされている商品だ。それだけ地道に売れている商品なんだろう。
私が最初にポメラを使うようになったのは6年前で、そのときには折り畳み式のモデルを購入した。キーボードをパタンと閉じるギミックが心地良くて、大きさもずいぶん小さくなるので重宝していた。ブログの記事を書くだけではなく、出張の移動中に会議の議事録を作ることなどにも使っていて、プライベートでもビジネスでも活用できる便利なアイテムだ。
ちょっとしたアイデアなどは手帳に絵文字で書き留めているが、最終的にブログ記事として文章を作るときなどには、手軽にテキストファイルが作れるポメラを使うと便利だ。
また、ポメラの特徴は「文章を打つためだけのアイテム」だということ。メールをチェックできないだけではなく、そもそもネットにつなぐことができない。だからこそ、文章を打つことに集中できる。
まめに記事の更新をおこなうブロガーにとっては、非常に有効なアイテムだと思う。
折り畳めない「ポメラ」にしてみた
私の初代ポメラは経年劣化でキーボードの接触が悪くなり、文字変換ができなくなった。故障してからしばらくポメラを使わない生活をしていたが、やはりポメラがないと何かと不自由なので今回改めて買い換えることにした。
二代目のポメラは「ポメラ DM100」という機種で、折り畳むことはできないが薄くて軽い。普段は薄目のビジネスバッグを持ち歩いているため、折り畳んで長さが短くなるよりも、折りたためないものの厚さ薄いこの機種の方が私には合っているようだ。
キーボードは17mmピッチでホームポジションもとりやすい。キータッチは浅すぎず深すぎず、力を入れなくても滑らかにキー入力ができる。カチッとしたキータッチが好みの方には使いにくいかもしれないので、この辺は好みが分かれるところだろう。
DM100にはBluetooth機能が搭載されているので、PCへのファイル転送も手軽に行うことができる。また、携帯電話とBluetooth接続を行うことでキーボードとしても使用できるので、携帯メールで長文を打つときなどにも活用できるだろう。
私が唯一難点だと思ったのが「思ったよりも大きい」ということだけだ。それでも薄さを考えると普段使いや持ち歩くのには不便がないので、個人的には必要十分な機種だといえる。
文章を打つ楽しさに目覚める
上手いか下手はともかくとして、私は文章を綴るのが好きだ。子どもの頃から詩や作文を書くのが好きで、日本語そのものが大好きなんだなと自分で思う。
本好きなので常に活字を読む生活をしているが、それだけに自分の考えていることや感じたことを文字にするという行為もとても楽しい。自己満足ながら良い言い回しの一文が書けたときには、思わずにんまりとしてしまうこともある。周囲から見たら非常に怪しい状況だ。
今回新しいポメラを手に入れたことで、文章を打つ楽しさにさらに拍車がかかるかもしれない。文章の上手さも同時に手に入れば良いのだが、それは後からついてくるものだと信じることにしよう。