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「ポメラDM100」を使い始めて一年、やはりブログの記事書きに便利な機器だ

 ほぼ毎日ブログ記事を書いているが、本を読むのも好きで出かけるのも好きなので、「いつ記事を書いているのか」と聞かれることがある。以前から早朝や昼休みにちょこちょこと書いていたが、ポメラDM100を使い始めてからは以前にも増してブログ記事を書くのが楽になった。

「ポメラDM100」の良さ

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 愛用しているのは、キングジムの「ポメラ DM100」という軽量コンパクトなデジタルメモ。ビジネスバッグやサブバッグに入れておいてもかさばらないので、持ち歩きにはとても重宝している。

 ポメラシリーズが発売されてから8年が経つが、目立たないながらもコンスタントにモデルチェンジされてきた商品だ。それだけ地道に売れている商品なのだろう。

 今年2月にモバイルノートPC「ポータブック」が発売されたが、価格やスペックの関係でポメラから乗り換えるのには少々悩んでしまう商品だ。個人的にはポメラとMacBook Air11インチの二台持ちの方が便利なのではないかと思っている。

 それはともかくとして、私の初代ポメラは経年劣化で故障したため昨年6月に現在のタイプに買い換えた。初代ポメラとは異なりキーボードを折り畳むことはできないが、薄くて軽いのでビジネスバッグに入れておいてもかさばらない。

 キーボードは17mmピッチでホームポジションもとりやすいし、キータッチは浅すぎず深すぎず、力を入れなくても滑らかにキー入力ができる。カチッとしたキータッチが好みの方には使いにくいかもしれないが、慣れてしまえばかなり使い勝手の良いキーボードだと思う。

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 文書を打つだけという機能は集中力を高めてくれるが、さらに特筆すべきはBluetooth機能だろう。以前の機種はPCとの接続にUSBケーブルを使用していたが、DM100ではBluetoothを使ってファイル転送を行うことができる。

 また、スマホやiPadなどのデジタルデバイスのキーボードとしても使うことができるので、長文などをデジタルデバイスに打ち込む時などに便利な機能だ。

 ポータブックが発売されたため、ポメラは生産終了になってしまうのではないかという憶測が流れている。確かにDM100の後継機種が発売される気配は今の所ないが、ポータブックの売れ行きもそれほど爆発的ではないようだ。

 そういった部分を見極めて今後の開発を行うだろうが、ポメラの愛好者は多いと思うのでキングジムにはこれからもポメラの開発・販売を推し進めてほしい。

キングジム デジタルメモ ポメラ  DM100 ブラック

キングジム デジタルメモ ポメラ DM100 ブラック

 

文章を書く時の利点と欠点

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 ポメラの良いところは、携帯性に優れているてんだろう。軽量コンパクトなうえに数秒で起動するので、メモ帳を取り出して手書きのメモを取るのと同じ感覚で使うことができる。

 移動中の電車の中でもバスの中でも、思いついたことをサッと取り出してメモすることができて便利だ。そういった使い方の延長線上としてブログ記事を書いているので、いわゆる「ネタ帳」のような感覚でポメラを使っている。

 文章を思いつくままに打ち込んでおいて、自宅に戻ってからPCにファイル転送をし編集する。そんな使い方をするようになってから、ブログ記事を書くのが格段に楽になった。そうまでしてブログ記事を書くのはなぜなんだという話は別として、頭の中に浮かんだことをアウトプットする機器として優れていると思う。

万人受けしないところがマッチしている

 ポメラの良いところばかりを書いてきたが、当然のことながら不便な点もある。ひとつは、ブログ記事の編集作業が必要となる点だろう。

 PCでネットにつないで記事を打てばそのままアップできるが、ポメラからファイルを転送して貼り付けると、改行や見出し設定などの作業が必要となる。これが案外手間かもしれない。

 また、私のように文房具などの商品紹介を数多く書いていると、商品スペックなどをスマホで調べて打っていくという作業も必要となる。PCで作業をすればすぐに終わることでも、いちいちスマホで調べるという作業が出てきてしまう。

 それでもポメラを使い続けているのは、やはり「文章を打つことに特化した商品だ」ということにほかならない。上手いか下手かは別にして文章を打つこと自体が好きなので、どこでも気軽に文章を打てるポメラはやはり手放せない道具だ。

 キングジムでは万人受けする商品よりも、少数でも熱烈なファンが生まれる商品を企画・販売することを心がけているようだ。ポメラしかりポータブックしかりだし、デジタル耳栓などもそのひとつだろう。

 いろいろな考え方はあるが、「万人受けしない」という点がポメラに関しても共通していて、それが私の中の判官贔屓なところにマッチしているのではないかと思う。