気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

はてなブログと電子メモ「pomera(ポメラ)」は相性が良い

ゆく年くる年2015「貼り付け機能でプレゼントキャンペーン」

f:id:polepole103:20141230061802j:plain

 子どもの頃は作文が苦手だった。小学校の時に県の作文コンクールで受賞したことがあったが、逆にそれが作文を書くことを苦手にするきっかけとなった。

 当時、県の作文コンクールに応募するために学校が取りまとめて市のコンクールに生徒の作文を応募し、そこで選ばれた数点が県のコンクールに推薦されるという形式だった。たまたま私の書いた作文が市の審査を通過したのだが、それがそのまま県の審査に送られるわけではなく再度清書と文章の推古をして応募するという形式だったと思う。

 おかげで締め切りまでに何回も何回も文章を推古し、何回も清書するという修行のような日が続いた。字が汚かった私にとっては、文章を推古するのはまだしも「清書」はまさに修行。昼休みをつぶしてまで清書を行わなければいけないはめになり、これをきっかけに「作文」が大の苦手になってしまった。

 結果として県の作文コンクールで特選に選ばれたのだが、そのために作文が苦手になったというのは皮肉なものだなと思う。

■書くことを楽しくする道具

f:id:polepole103:20140619074002j:plain

 私が社会人になった昭和50年代後半は、職場でも書類作成は手書きが主流だった。文字を書くことが苦手な私にとっては、なかなか苦難の時代だったなと思う。

 その後、急速にワープロが普及し始めて、「文章を書くのは好きだが文字を書くのが苦手」という私は迷わずキーボードの配列を覚えて高速で文字入力をすることに注力した。文章を書くのは嫌いではないのだから、この作業はとても楽しいなと感じたことを思い出す。

 その後、文書作成の中心がワープロからパソコンに移ってきたが、現在私が使っている文章作成機器はキングジムが発売している「pomera(ポメラ)」という電子メモ。「書くだけ」という機能に特化しているのが潔くて好きだ。

 ネットにもつながらないし、写真を撮ることもできない。まるっきる書くだけの道具だ。だからこそ、文章を書いていて気がそれることもないし、メールが着信して気を取られるというようなこともない。

 「書く」ということだけを考えれば、個人的には手帳やノートなどのアナログな道具の方が使い勝手が良いと思う。たとえ殴り書きであろうが、結局は早いし忘れにくい。しかし、ブログ記事のように最後はネットにアップしたり、会議議事録のようにファイル化して配布することが目的であれば、テキストデータを作成してエクスポート出来る電子メモに軍配が上がる。

 シンプルながら使い勝手の良い道具だと思う。 

■どうせ買うならこのタイプ

KING JIM デジタルメモ「ポメラ」 専用ソフトケースセット ブラック DM100Aクロ

  私が現在使っているのは2008年に発売された機種。もう6年も使っているので愛着があるが、さすがにガタが来始めて液晶もかすれ気味になってきた。

  最新の機器は従来の折りたたみ式ではなくストレートタイプで、液晶部分を持ち上げると自動的に電源が入るらしい。また、Bluetooth機能も搭載しているためスマホのキーボードとしても使用することができる。スマホから記事をアップすることが可能なはてなブログでは重宝する機能だ。

 しかし、実売価格で3万円弱というのは少し躊躇する価格だ。パソコンでも10万円を切った価格で発売されているのを考えると、文字入力に特化した電子メモとしては贅沢な部類に入る機器だと思う。贅沢な部類に入る機器だからこそ欲しくなるというのもまた困ったものだ。

 何かを頑張った時の「自分へのご褒美」としてとっておこうと思う。