2月に入って寒さも厳しくなってきた。寒くなってくると湿度も下がり、風邪やインフルエンザも猛威をふるってくる時期だ。実際に今年もインフルエンザの流行がピークになりつつあって、電車の中でも咳き込んでいる人が増えてきた。
昨年もご紹介させていただいたが、殺菌効果があるというクレベリンについて、昨年の記事のリライト版でご紹介させていただきたい。
ポケットに入れて歩くペンタイプのクレベリン
除菌や消臭効果があるというクレベリン。大幸薬品が製造・販売を行っている商品だが、部屋への据え置きタイプや首からぶら下げるネックストラップタイプの他に「クレベリン パワーセイバー ペンタイプ」が発売されている。我が家では、私も学生の息子もこれを胸ポケットに入れて通勤・通学している。
クレベリンは2008年から家庭用が販売されるようになった衛生管理製品で、空気中のウイルスや菌、においを除去する効果があるという。主成分は二酸化塩素で、殺菌作用や消臭作用があることは以前から知られていた。従来は業務用としてホテルや病院などで使用されていたが、手軽に使える家庭用が発売されるようになって一躍薬局などでの売れ筋商品となった。
ペンタイプは中に入れるスティックをぽきっと一回折り曲げ、薬品を混ぜることによって二酸化塩素が発生するという仕組みになっている。効果は2週間程度と案外短いので、使わない時にはふたの部分についてるスライドを閉めておくのが良いだろう。
手洗いとうがいをするのが風邪やインフルエンザの予防には一番の効果があるが、こういった商品を念のために持ち歩くというのも良いと思う。特に満員電車やバスなどで咳をしている人の隣にいる時などは、持ち歩いていることで少しでも安心できるという効果がある。
部屋置きはこちらのタイプ
部屋に置くなら「クレベリンゲル 60g」か「クレベリンゲル 150g」だろう。部屋の広さによって大きさを選ぼう。クレベリンから発生した二酸化塩素は下に向かって流れるので、少し高いところに置いた方が良いようだ。サイドボードの上などが良いだろう。
我が家では数年前に息子がインフルエンザに感染した際にクレベリンを部屋に置いたところ、私も妻もインフルエンザには感染しなかった。偶然かもしれないが、それ以来風邪の季節になるとクレベリンを置くようになった。気は心ということもあるかもしれないが、これを置いていると気分的にも一安心だ。
安心だとは言っても一個あたりの値段が結構高いので、部屋の広さを考えて適切な大きさの商品を選びたい。また、空気清浄機と同じで効果が即実感できる商品ではないので、あくまでも風邪予防のための「うがい、手洗い、たっぷりの睡眠と栄養」の補助として考えて置いた方が良いだろう。