ゴールデンウイークを利用して部屋の片付けを行っているが、不要な書類などをシュレーダーにかけたり捨てたりしているだけで2時間もかかってしまった。不要なものをまずは捨てるのが片付けのスタートだが、片付けている最中に懐かしいフィールドノートが出てきた。
アウトドア雑誌Be-Palとのコラボ商品
いつか使おうと思いながらしまい込んでいたのが、コクヨとアウトドア雑誌Be-Palがコラボした「村上康成氏イラストのフィールドノート」。測量野帳をベースとしたコラボ商品の手帳だ。
中身は3mm方眼の測量野帳スケッチブックだが、表紙を開くと村上康成氏の可愛いイラストが並んでいる。左側には日本地図の白地図が印刷されているので、旅行先などをマークしてページ数を書いておけが、旅の思い出手帳にもなるだろう。
http://www.kokuyo.co.jp/com/press/2009/03/882.html
このフィールドノートが発売されたのは7年前の2009年3月。当時小学生だったむすこと山登りに出かけることが多かったので、10冊近く買って山行記録をこまめにつけていた。
今もその時の山行記録は良い思い出として保管してあるが、2冊残ったところで大切にしまい込んでいたらしい。保管状態がとても良いので、今度は何に使おうかと思案中だ。出張記録になってしまったらちょっと残念だが。
50年以上の歴史を持つシンプルで機能的な手帳
測量野帳はコクヨが1959年に発売を開始した手帳で、発売から60年近く売れ続けているという超ロングセラー商品だ。もともとは測量士が使うために作られた手帳だが、胸ポケットに入る大きさや 表紙が固くて立ったまま書くことができる仕様、書きやすい紙質という特徴が人気となり、現在では一般的な手帳としてコンスタントに売れ続けている。
罫によっていくつかのタイプがあるが、私が愛用しているのは3mm方眼のスケッチブックというタイプだ。メモを取る時に絵文字や記号を多用するので、自由に描くことができるこのタイプが重宝している。
ページ数も手頃で薄いため、旅行の時やアウトドア遊びの時などにもポケットに入れておいても邪魔にならない。また、仕事でも測量野帳を使っていて、打合せの時や自分の考えをまとめる時などにさっと使えて便利だ。
コストパフォーマンスを考えると、これほど使い勝手の良い手帳はない。メインの手帳は他にあったとしても、ビジネスバッグなどに一冊入れておくと便利な手帳だと思う。
部屋の片付けももう一息。不要なものを捨てている最中に懐かしいフィールドノートが出てきたが、こういう「ちょっと保管しておこう」というものが増えると部屋が片付かない。思い切って捨てるものがまだまだありそうだ。