おやこでポレポレ《文房具好きブログ》

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贈ったつもりで社会貢献/「TSUMORI」の発想・思想が素晴らしい

 物やお金で寄付を行うというのは、機会がないとなかなかできないことだが、花束を贈ったつもりで全額を寄付するという、そんな思いがけない方法での社会貢献があった。これは良い。

 私にも「身の丈に合った素敵な社会貢献」ができそうだ。 

■はなささらの「TSUMORI」

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 「贈ったつもりで全額を寄付」という取り組みを行っているのが、先日「はなてがみ」でご紹介した"ちょっと変わった花店"の「はなさらさ」

 ご紹介するのは「TSUMORI」というサービスだが、サービスと呼ぶのが申し訳ないぐらいの素敵な取り組みだった。

当店で注文できる花束を選んでそのお代を頂戴してその金額を寄付し、かわりに写真とメッセージカードをお届けいたします。寄付金は花店「はなささら」が送金を行い、寄付の証明書類をお贈り先にお届けします。ご依頼主さまには、寄付金額とお写真や郵送料等の実費をご負担頂きます。(http://www.hanasasara.com/tsumori)

 説明文を読んで驚いたのが「花束の代金すべてを寄付する」という点。写真や郵送料等の実費は申し込んだ方の負担ながら、振り込みやメッセージカードなどを送付する手間はすべてお店持ちだというのが驚かされる。

 お花屋さんだけではなくどのお店でも”労務費”が経費に占める割合いは大きいので、実質的には時給見合いの金額をお店が持ち出しているということになる。

 (私見ながら)大きな会社でもなかなかきちんとした社会貢献が行えていない中で、こういった店側の自己負担というのは素晴らしいし潔い。

 できることからできる範囲で取り組もうという姿勢が素晴らしいし、こういった姿勢というのは簡単にできる事ではないと思う。私もささやかながら協力してみたいと思う。

■相手にも届く善意の輪

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http://www.hanasasara.com/tsumori

 「TSUMORI」で寄付された金額は、メッセージカードや写真とともに寄付金証明書が送り先へ届けられる。届けられた方は「贈られる予定だった花の代金が寄付された」ということがわかり、間接的に自分も社会貢献に関わったことに気づく。

 相手に感謝の気持ちを伝えつつ、支払ったお金は社会貢献として活かされ、そのことを相手に伝えて相手の心にも優しい気持ちを呼び起こさせる。善意の輪が、善意のスパイラルとなって駆け巡ることになる。この仕組みもまた素晴らしい。

 社会貢献と一口で言ってもさまざまな取り組み方がある。ボランティア活動など自分の時間を使って行動するという方法もあるし、本や衣料品などを寄付したりお金を寄付するという方法もある。

 どの方法が良いかというのは人それぞれであり正解は無いが、大切なのは「無理せず継続的に行う」ということではないかと思う。そういう意味でも「贈ったつもりで寄付をする」というこの仕組みは、無理をせず身の丈に合った社会貢献を促してくれるシステムだと感じた。

 こういうシステムが増えてくると、今よりももう少し過ごしやすい世の中になるかもしれない。