首都圏ではようやく秋風が吹いてきて、朝夕は上着を着てちょうど良いくらいになってきました。来週は再び30℃超えになる日もあるようですが、それでも朝夕は涼しいようですので気分的にも楽になってきました。
涼しくなってくると気になるのが、この冬のインフルエンザ。コロナ禍で新型コロナにばかり気が向いていましたが、インフルエンザにも要注意ですね。
日本感染症学会が2024年9月18日付けで出した文書では、「2024-2025シーズンにおいてもインフルエンザワクチンの積極的な接種を強く推奨」としています。昨シーズンのインフルエンザ推計受診者が2018-2019シーズン以来、最も多い推計受診者数になったのだとか。コロナ禍でインフルエンザの罹患者も減ったことが、逆に昨シーズンからの増加に繋がっているという話は耳にしますよね。
私の近所の病院ではインフルエンザ予防接種の予約が始まりましたが、各地で同じように予約が始まっているようです。それでは、インフルエンザワクチンはいつ頃受けるのが良いのでしょうか。一般的にはインフルエンザ感染者数は11月～12月に増えて1月～2月頃にピークを迎えます。一方で、予防接種してから抗体がつくまで2週間程度かかり抗体の持続期間は3－6ヵ月程度と言われていますので、10月～11月頃に予防接種をするのが良いとされています。あまり遅いとワクチンが少なくなるというリスクもありますよね。そのようなことを勘案して、ワクチン接種を行うのが良いようです。
ワクチンを接種してからと言って全く感染しないというわけではありませんので、日頃からのうがい、手洗い、マスク装着は心がけたいものです。特にマスクを外している人が多くなりましたので、今一度感染リスクを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
我が家は、夫婦揃って10月下旬に予防接種に行く予定です。
