暑かった残暑もようやく終わって、いきなり冬の寒さがやってきたような気がしますね。秋が数日で終わって一気に冬になったような気分。体が寒さに慣れないので朝の通勤・通学がちょっとストレスですし、年末を控えて何かと慌ただしい月曜日ですが、そんな月曜日こそ「小さなラッキー」を大切にして1週間をスタートしてみましょう。
小さなラッキーを見つける力
私は「小さなラッキー」を見つけてメモするようにしています。もう8年ほど続けている習慣ですが、毎日欠かさずと言うわけにはいかないものの、それでも週に３日は行っています。
この習慣を始めたのは「日本講演新聞(旧みやざき中央新聞)」という月2回発行されている新聞の社説を読んだのがきっかけ。その社説では「小さなラッキーを拾う気持ちが大切だ」ということが書いてありましたので、一日の中でちょっとした良いことやラッキーなことがあったら、できるだけその場でスマホのメモ帳に入力することにしています。
人間誰しも良いこともあれば悪いこともありますが、どうしても悪いことばかりに目が向いてしまい「ついてないな〜」と思うことが多いですよね。しかし、当たり前のことながら悪いことを思い出しても何の得もなく、気分が落ち込んでさらに悪いことを招いてしまうということにもなりかねません。逆に良いことや幸運なことを、たとえどんなに小さなことでも思い返すことで、気分が穏やかになって気持ちも明るくなります。「楽しいから笑うだけではなく、笑うことで楽しくなる」というのは良く言われていることですが、「小さなことでも幸せなことを取り上げると気持ちが楽しくなる」というのもまた事実ではないでしょうか。
どんな小さなことでも良いのです。「電車で思いがけず座れた」「駅の売店で気持ち良く挨拶をされた」「天気が良くて駅までの通勤が気持ちよかった」など何でもOK。自分が「ラッキーだな」と思うことを見つけてメモすることで、ポジティブ思考で毎日を過ごすことができているような気がします。
とは言っても若い頃から小さなを気にする性格ですので、ちょっとしたことで気重になることがあります。そんな時には「小さなラッキー」のメモを見返して、「なんだ、けっこう幸せだな」と思えることもこのメモの良いところ。失敗やアンラッキーなことは早く忘れて、良い出来事やラッキーなことは小さなことでも大切にする。結構効果的な習慣なんですよ。
（この記事は2015年11月の記事をリライトしてものです）
