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月曜日の朝だから、人間関係はシンプルに考えてみよう

今日は週初めの月曜日。師走に入ってなんだか慌ただしい日が始まったが、月曜日だけに仕事や学校に行くのが少し気重だという方もいるのではないだろか。私も以前はそういうことが時々あったし、その原因のほとんどは人間関係だった。そんな時には以前自分で書いた「人間関係はシンプルに考えることで案外分かりやすくなる」という記事を読み返しているのだが、師走に入って慌ただしい日々が始まったので再度リライト版でお伝えしたいと思う。

悩みのほとんどは人間関係

心理学者のアドラーは「人の悩みのすべては人間関係だ」と位置づけ、それに対する心の在り方を説いている。在り方としては、「個人の主体性」「目的論」「全体論「社会統合論」「仮想論」の5つが基本前提。詳しい内容はアドラー心理学の書籍がたくさん出ているのでそちらを参照していただきたいと思うが、物事をシンプルに考えるという点で非常に興味深い考え方だと思う。

その中でも私が興味をひかれたのは「他人からの影響はその人固有の都合」だと考えて、「自分の考えと合わない場合には自分の都合を優先するだけ」という考え方だ。かなり乱暴な解釈かもしれないが、相手の言葉や態度に左右されないための考え方として共感を覚えた。

人間関係に悩むときには必ず「どうしてこんなことを言われるんだろう」とか「どうして分かってもらえないんだろうか」という気持ちが相手に対して生まれる。そこに悩みの元があるのだが、シンプルに考えることで気持ちがぐっと楽になるだろうと思う。

相手や自分を責めずにシンプルに考える

アドラー心理学とは少し離れるが、嫌なことを言われたり自分のことを分かってもらえないということに対しては、簡単にいうと「そういうもんだ」と思うことからスタートしてみたい。私自身がそうできているかというと難しいが、そう思おうとするだけでも気分が違ってくるし、今までもそう考えるようにすることでかなり気が楽になったことが多い。

例えば会社の飲み会があってどうしても気分が乗らない時、断ろうかどうしようかと悩むことは無いだろうか。そんな時についつい考えがちなのが「断ったら嫌われるんじゃないだろか」とか「飲み会の席で悪口をいわれるんじゃないか」ということ。声をかけてくれたのが上司や先輩ならなおさらだろう。

こんな時に私は「どちらを選択した時に気分が楽になるか」を最初に考えることにしている。心の中で天秤にかけるのだが、少しでも傾いた方を選択して、選択したらもう片方の考えはきっぱりと頭の中から追い出すようにする。

飲み会を断ったのであれば、「断ったことで嫌うのは相手の都合」であり「飲み会の席で悪口をいうのも相手の都合」と考えて割り切ってしまう。そして「断ったからこそ気持ちが軽くなった」「好きなことに時間をつかえてラッキーだった」ということを、自分の心に強く刻み込むことにしている。

そうはいっても最初のうちは「やっぱり行けば良かったかな~」と思ってしまいがちだが、同じ考え方を繰り返すことでそういった考え方に自分自身が慣れてくる。何事もそうだが、シンプルに考えるという事も習慣化が必要だし、習慣化することで自分の身についてくるのだろと思う。

それでも悩んだ時の対処法

それでも悩みが抜けない時には、シンプルに考えることと並行して「書き出す」ということをやってみよう。一番良いのは「誰かに話す」ということだと思うが、そのためには相手が必要なので手っ取り早くメモ帳やカードに書き出していくのが良いと思う。

不要なものをゴミに出すのと同じで、とにかく嫌なことや理不尽だと思ったことなどをメモなどに書き出していく。その時には、具体的に何がどう嫌だったのかということを箇条書きにした方が良い。漠然と「嫌なことを言われた」という書き方ではなく、「〇〇さんにメールの書き方で細かいことを指摘された」というような書き方が良い。

また、書くのはメモやカードなど「すぐに捨てられるもの」に書くようにしたい。ノートや手帳に書いてしまうと手元に残るので、それだと部屋の中にゴミ袋を置きっぱなしにするのと同じになってしまう。書いたらすぐに捨ててしまうのがミソなので、書いた内容を確認したら迷わずクシャクシャに丸めたり破ったりして捨ててしまおう。私は情報カードの表裏に書き出して、一読したらシュレッダーで粉々にするという方法をとっているが、シュレッダーで粉砕するとともに嫌な気持ちも片付くから不思議だ。

考えすぎて眠れないというときにも効果的な方法でおすすめだ。人間、記憶の容量というのは限られているだろうから、不要なものはサッサと捨てるに限るという事だろう。

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