仕事に集中したい時や静かに本を読みたい時など、周囲の音が気にある時がある。そんな時には耳栓をしたりイヤーマフをするという方法があるが、周囲の音が全く聞こえなくなるというのも少々不安だ。そんな時に便利なキングジムの「デジタル耳せん」に、新たなモデルが追加される。
騒音だけをカットする「デジタル耳せん」 の新モデル
キングジムは、騒音だけをカットする「デジタル耳せん」の新モデルMM4000を2023年10月27日(金)から発売を開始する。 価格は13,000円(税別)の予定だ。
「デジタル耳せん」は、ノイズキャンセリング技術を使うことによって乗り物内の騒音やエアコンの空調音などの騒音をカットするものの、人の声は聞き取ることができるという商品だ。2015年から発売されている「デジタル耳せん」はいくつかのモデルが発売されているが、今回発売される「デジタル耳せんMM4000」は、シリーズ初のモード変更ボタンが搭載されていて、使いシーンによってノイズキャンセリングの強度を2段階切り替えられるようになった。
付属のクリップで衣類への装着が可能で、襟やポケットに装着することでケーブルが邪魔にならない工夫がなされている。また、イヤホン部にはマグネットが内蔵されていて、持ち運び時や保管時には左右のイヤホンをまとめることができる。以前にも増して使いやすくなったようだ。
当初のモデルはシンプルなイヤホン型
私が使っていたのは2014年に発売された初期型の「デジタル耳せん」。購入して初めて使ったのは通勤時のバスの中だが、スイッチを入れた途端にエンジン音などのノイズが消えたのには驚いた。さらに、バスの中のアナウンスは逆に綺麗に聞こえたのも驚きだった。ただし、カフェなどでは雑音が消えて隣の席の方の話し声だけが聞こえるので逆効果だ。新しいモデルは装着も簡単なので興味津々だ。
