今年も一年、在宅勤務と出社とを織り交ぜた勤務が続き、コロナ禍がすぎるまでは当分このような勤務形態になりそうだ。以前に比べて自宅でのリモート環境も充実してきたが、今年もまた在宅勤務グッズをいくつか揃えた。その中で、「これは買って良かった!」と思うグッズをご紹介させていただきたい。
モニターに引っかけるだけのスクリーンバー
手元の暗さを解消するために使い始めたのが、BenQの「ScreenBar (スクリーンバー)」という商品だ。Amazonでの価格が12,000円と少々値段が高いのだが、機能面で申し分ないので購入して使い始めた。
操作はタッチボタンになっていて反応は上々。部屋の明るさに合わせて調整してくれる自動調光機能が付いているので、使う時間帯によって明るさを変える必要がない。また、照明の色温度が変えられるので、用途や好みに合わせて変えてみるのも良い点だ。
さらにUSB給電なので、パソコン本体に接続しておけばパソコンの電源オンオフと連動出来るのも便利。なお、ほとんどのモニターに設置することが可能だが、厚さなど条件によっては設置できないものもあるようなので、購入する場合には確認が必要だろう。
ロジクールのメカニカルキーボード
入力を今まで以上に軽快に行えるように、ロジクールの「K835GPR メカニカルキーボード」というキーボードを使い始めた。キーの仕組みが「赤軸」と呼ばれている方式のキーボードで、「なめらかな打鍵感のキーはストローク音も比較的小さく、標準~速いキーストロークの方におすすめ」とのことだったが、実際には結構大きな音がする。
ボディは硬くて丈夫な陽極酸化アルミニウムが採用されていて、質感も重厚で重々しい雰囲気が良い。また、テンキーが無いのでコンパクトに使えるところも気に入った点のひとつだ。
トラックボールマウスと一緒に使うと、小さなデスクでも余裕をもって使えるのが良い。また、実際にタイピングしてみると思った以上に音が出るものの、キータッチはカチッとしていて叩きやすい。
置くだけの簡単PCスタンド
ヘッドホンやおもちゃの車のタイヤのように見えるのが、今回使い始めた「mujina (ムジナ) PCスタンド」という商品だ。今までのPCスタンドとは発想をクルリと変えた、簡単手軽なアイテムと言える。
商品の大きさは、直径約4cm、 高さ 約2cm。重さは約45gなので単4乾電池4個分程度という軽さだ。本体の材質はアルミ製でシリコンの滑り止めが両面に付いている。
使い方は簡単で、こうやってノートPCの下に置くだけ。ポイッと置くだけなので手間いらずで、貼り付けたりする必要もないので使い終わったら袋などに入れておけば持ち運ぶのも楽だ。使ってみると思った以上に安定していて、キーボードを叩いてもブレることが全くなかった。
出張やカフェなどでの使用にも手軽に持ち運べるので、使い勝手は良いだろうなと感じる。テーブルに置いて広げるタイプや底面に貼り付けるタイプを使ってみたが、今のところはこのシンプルなPCスタンドが最も使い勝手が良い。高さを変えることなどはできないが、シンプルな道具だけにシンプルに使っていけば良いのかなと思っている。