今年もまた各地でゲリラ豪雨に見舞われているが、良く悪くも「雷」は夏の風物詩だろう。子どもの頃は「お腹を出しているとおへそを取られるよ!」と言われたものだが、一説には寝冷えでお腹を壊しやすい時期なので、そういう言葉でお腹を出さないように戒めたのだとか。今も昔も「雷様」は空の上から稲妻を放つ怖い存在だ。
雨と雷の音を手作りする工作キット
会社近くの大型文具店に並んでいたのが、夏休みの工作キット各種だ。シャボン玉や粘土工作などが並ぶ中で、面白いなと思ったのが「クツワ HATS 自由工作 かみなりさまセット」というキット。雷と雨の音を楽器として作るという、夏らしいアイデアの工作キットだ。
バリ島などでは以前から竹で出来た「バンブースティック」という楽器が有るが、雨の音がする工作キットはその仕組みを応用したものだろう。私も実際に触ったことがあるので、どのような仕組みなのかイメージできる。
もうひとつの「雷の音がする楽器」としては、同じくバリ島等に「サンダースティック」という楽器が有るようだが、個人的には見かけたことがないので、どのような仕組みでどのような音がするのか興味津々だ。
工作キットで仕組みを知って、自然にある材料で再度作ってみる。そんな使い方が出来れば、とても立派な夏休みの工作になりそうだなと感じた。