先日、所用で出かけた地方都市の郵便局で、ワゴンに入った商品を見かけた。最近では郵便局もオリジナル商品を手掛けているのでその類いかなと思ったら、ワゴンの中に入っていたのは手作りの小物類だった。コロナ禍でこういったハンドメイドの商品を見かけなくなったが、感染者が連日０名の土地柄だからなのか、素敵な商品がいくつも並んでいた。
その中で選んだのがブックカバー。私の年齢には合わないかもしれないが、持っているだけでも気持ちが明るくなる柄だったので、貯金箱に600円を入れてありがたく持ち帰らせていただいた。
私は本好きなので単行本用、文庫本用、新書用と本のサイズごとにブックカバーを持っているが、その中でも文庫本は常に何冊も平行して読んでいるので、ブックカバーも自ずと複数枚持っている。そのどれもが旅行や出張で出かけた先で買ったものなのだが、不思議と出先でお気に入りのブックカバーを見つけることが多い。というか、文庫本用はそうやって見つけて買ったものばかりだ。
いつもと違う土地に行って気分が変わるからなのか、出先では必ず地元の書店や雑貨店にふらりと立ち寄るからなのか、不思議と素敵なブックカバーに出会えることが多い。今回見つけたこのブックカバーとも、長いお付き合いになりそうだ。
