東京は10月に入ったのに30度を超える真夏日もあったが、昨夜あたりから徐々に気温も落ち着いてきて秋らしくなってきた。秋と言えば読書の秋。食欲の秋であったりスポーツの秋であったりもするのだが、本好きとしてはやはりじっくりと読書の世界に浸りたい。
季節感を感じながら読書を楽しむブックカバー
読書の秋にふさわしい雰囲気の商品は、暦生活の「あきいろブックカバー(しおり付き)」という紙製のブックカバーだ。暦生活は大阪に本社がある新日本カレンダー株式会社のシリーズで、ブックカバーの他にノートや付箋、ポストカード、モビール、コースター、ハンカチという商品がラインナップされている。
どの商品も季節感あふれるデザインが特徴だが、今回ご紹介するブックカバーも秋の夜をイメージした素敵なデザインにだ。また、紙製のブックカバーなので手触りも良く、付属しているしおりには流れ星がデザインされているので使っていて楽しい。
さらに、この商品には「寒露」という名前が付けられているが、これは二十四節気(にじゅうよんせっき)の一つで10月8日頃を指し、「露が冷気によって凍りそうになるころ。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き始めるころ。(Wikipediaより)」と言われている。
他にも二十四節気にちなんだ商品があるので、季節の移り変わりに合わせて買い揃えていくのも良いかもしれない。
ブックカバーは気分や内容に合わせて取り替える
文庫本を常にビジネスバッグに入れているので、ブックカバーがないと本が傷んでしまったりページが折れ曲がってしまったりする。また、お気に入りのブックカバーを使うことで、気分良く本の世界に入ることができる。
ブックカバーの素材にはいろいろなものがあるが、気分に合わせて取り替えるというのも良いだろうし、書籍の内容によって取り替えるのも良いだろう。私もいくつか持っているが、季節や気分に合わせて取り替えることが多いような気がする。
ブックカバーあれこれ
文庫本用として数種類のブックカバーを持っているが、その中でもお気に入りのものをご紹介したい。
■和紙のブックカバー
出張先の文具店で見つけたのが、和紙でできたブックカバー「SIWA・紙和」材料はソフトナオロンという特殊な紙を使っており、木材パルプとポリオレフィン繊維を使って和紙漉きの製法で作られてた商品だ。紙なのに柔らかくてしなやかなで、破れにくく耐水性にも優れている。
■手ぬぐい生地のブックカバー
手ぬぐいの生地を使ったブックカバーが、「 『レトロ小紋てぬぐいのブックカバー』 マスター、いつもの」という商品。手ぬぐい素材をつかっているので、他の布製ブックカバーよりも手触りが優しい。
このシリーズは図柄の種類も豊富なので、いろいろなシチュエーションに合わせたものを買い揃えておいても楽しいと思う。
宮本 手ぬぐいの文庫本カバー 『レトロ小紋てぬぐいのブックカバー』 マスター、いつもの 7383 30×16cm
- 出版社/メーカー: Miyamoto-Towel
- メディア: ホーム&キッチン
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■畳表のブックカバー
私が持っているブックカバーの中で、最も変わり種なのが「畳ブックカバー」という商品。その名の通り、表面ぶは畳表が使われていて、四方に和柄の縁が付いたブックカバーだ。
裏側には畳の淵に使われる生地で本の差し込み口が作られており、金の刺繍が映えていてとても美しい。写真で見ただけでは分かりにくいかもしれないが、実物は予想以上に手触りが抜群だ。
贈り物にもピッタリの商品
冒頭の写真には、その他にマスキングテープやボールペンが写っている。実は、息子から母親への誕生日プレゼントだったのだが、誕生日に文房具をプレゼントするとは、我が子ながら文房具好きに育っているなと感心してしまう。
文房具は好みが割とはっきりしていると思うので、プレゼントするには少々尻込みしてしまう。それでも、今回ご紹介したブックカバーであれば、いろいろなデザインが揃っているので選びやすいのではないかと思う。
相手の好みに合わせて季節感のあるブックカバーを選ぶ。とても素敵なことではないだろうか。