文具店に行ってペンを選ぶのは楽しい。ペンには必要に迫られて購入するものと、何か良いのはないかなと思いながら選んで購入するものとがある。私などは実用的な黒、赤、青ぐらいしか使わないが、知人の中には7色のペンを使い分けてスケジュール帳を上手に使っている人もいる。そんな色使いが上手な人のために、「自分好みで作れるペン」が呉竹から発売されている。
呉竹の「からっぽペン」と「私のカラーインク作りキット」
筆ペンで有名な呉竹が、好きなカラーインクで作れる「からっぽペン」を発売している。手元にあるインクを使ったり、呉竹が発売している「おうちで楽しむ 私のカラーインク作り キット」で作ったインクを使ったりすることで、自分だけの好みの一本を作れるというキットだ。
万年筆をポンプ式で使っている方はインクをお持ちだと思うので、万年筆と同じ色ペンを使うというのも良いだろう。ただし、呉竹からは同社のインク以外だと不具合を起こす可能性があると注意を促しているので、他社製品のインクを使う場合は自己責任で行うことになる。
そういうことも考えると、呉竹のインキ作りセットを使って自分の好みの色を作るのも面白いだろうし、おうち時間が増えてくると家族で化学実験気分で作ったインキで、自分だけのペンを作るのは楽しそうだ。
からっぽペンには「ほそ芯」と「ほそふで芯」の2種類があるので、好みや使うシーンで選ぶのも楽しそうだ。
憧れだった「採点ペン」
小学生の頃に憧れていたのが、学校の先生が使っていた「ソフトペン 採点ペン」という商品だ。当時のものとは若干形が違っているが、今でも教職員の方が使っていらっしゃるようだ。実家が文房具屋だったこともあって文房具好きだったが、先生が教室の前方左にある教師用机で使っているのを見て欲しいな〜と思ったものだ。
その後、高校生になったぐらいの時にお小遣いで買って使っていたが、だからと言って成績が上がったわけではないので、この当時から文房具は使うものではなく楽しむものだったのだろう。いまでもその感覚は変わらない。