子どもの頃から何かに熱中しやすい性格だったが、その割には三日坊主に終わることも多かった。中高年になった今でも何かにピンと反応して熱中するのは相変わらずだが、一方で飽きることなく継続的にコツコツと続けるようになってきたのはやはり年の功なのだろう。歳を取るというのもまんざら悪くない。
手話もボウリングも50代になってから始めてコツコツと続けており、このブログも考えてみればぷららのブローチ時代から通算して15年ほど細々と続けている。また、昨年秋からはランニングを始めたが、こちらも毎週末のんびりと走ることを楽しんでいる。
何をするにしてもモチベーションを保つ工夫は必要で、例えば大会出場を目指すとか目標記録を設定するということなどはその一例だろう。そういった情報を得るためにも、色々な情報には目を通すようにしたいなと思っている。
たかぎなおこさんは以前から大好きなコミックエッセーストで、旅の案内をテーマとしたコミックエッセイは全て楽しく読ませていただいた。そのたかぎさんが描かれているマラソン関係のコミックエッセイが「マラソン1年生 」と「マラソン2年生 」だ。
どちらも10年ほど前のコミックエッセイだが、ジョギングを始めたばかりの私にとっては参考となる内容ばかりだ。シューズ選びや走り方、大会への参加方法や大会の内容など読んでいて興味深いものばかり。また、たかぎなおこさんが走り方を教えてもらっているのがテレビ番組「ランスマ」にも出演している金哲彦さんなので、そのレッスン内容や一言レッスンなどもとても参考になる。
元々たかぎなおこさんのコミックエッセイはほんわかとしていて暖かいのだが、ランニングが題材のこの2冊も同じく気持ちが暖かくなる内容だ。走り始めたばかりの私には、「そうそう、そういう感じだよね」と共感する部分も多くて心地良い。
私はまさにマラソン1年生。たかぎなおこさんのように10km、ハーフマラソン、フルマラソンとステップアップ出来るように楽しみたいと思う。