個人情報管理の大切さは分かるものの、つい「これくらいは大丈夫だろう」と思ってしまうものだ。郵便物や宅配物の宛名などはその典型で、シュレッダーするまでもなく何となくピリピリっと破って捨ててしまいがちだ。そんな時のために、塗って捨てるだけの道具を用意しておこう。
「塗って隠して捨てるだけ」の道具2種類
我が家で揃えているのは、シヤチハタの塗って張り付ける「ケスペタ」と、プラスのコロコロと塗って隠す「ローラーケシポン スティック」だ。どちらも簡単に使うことができて重宝している。
「ケスペタ」は真っ黒な糊で張り付けてしまい、剥がそうとしてもビリビリに破けてしまうというものだ。粘着性が高く、一気に広い面に塗ることが出来るのが便利だ。
一方で「ローラーケシポンステッィク」は10月に発売された新商品だが、サイドのレバーを下げるとローラー部分が出てくるという機能だ。スリムな本体は握りやすく、コロコロとローラーを転がすだけで印字を隠すことができる。手軽に簡単に処理出来るのが特徴で、手も汚れないというのも助かる点だろう。
レシートにそれぞれの商品を使ってみたが、裏写りすることもなくきちんと処理できていた。それでも心配なら、この状態からいくつかに破いて捨てればさらに安心だろう。
専用のハサミで切ってしまうという方法もあるだろうが、場所ふさぎにならずスピーディーに使うことができるという点で「塗って捨てるだけの道具」に軍配が上がると思う。

プラス 個人情報保護スタンプ ローラーケシポン スティック ブルー 39-150
- 出版社/メーカー: PLUS(プラス)
- 発売日: 2017/10/23
- メディア: オフィス用品
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写真や資料を処理するならシュレッダー
部屋の片付けや資料整理などで、家庭でも写真や資料を大量に処分する時もあるだろう。学生のお子さんがいらっしゃる家庭では、学校がらみのそういった資料がかなり出てくると思う。
我が家でも同様なので、家庭用のシュレッダーを備えている。最初は数千円のコンパクトなタイプを使っていたが、掃除や資料整理をするとかなりの量の廃棄物が出る。
コンパクトなタイプだと溜まったシュレッダー ゴミを捨てるだけの回数が多く、加熱によってストップする頻度も高い。そこで、数年前にそれなりの大きさのシュレッダーに換えてみた。
価格的には一万円ほどだが、作業効率は遥かに高くて便利だ。DVDやカード類を截断できる機能も、これはこれでなかなかの優れものだ。
買うなら中程度のバージョンのシュレッダー。それが結果的には、快適な環境づくりと的確な個人情報保護につながるだろう。