会社の仕事納めも終わり、今日から年末の大掃除。そういった方も多いのではないだろうか。車の洗車に不用物の廃棄など、年末までに片付けておきたいことはたくさんある。それでも、大掃除や片付けは早々に済ませて、しめ飾りやお供え餅など新年の準備に入るという方が多いだろう。慌ただしい年末が過ぎれば、ようやくのんびりと初詣が楽しめる。
全国各地の初詣スポットを調べてみる
おでかけ情報の参考にしているのが、旅行情報などが掲載されている「るるぶ.com」というサイト。ここでは、年末になると「全国年末年始おでかけスポット」という特集が毎年組まれている。このブログでも毎年この時期にご紹介させていただいているが、今年も年始のおでかけスポットが掲載されている。
このサイトでは、地域ごとの「初詣」「除夜の鐘「初日の出」に関するスポットが紹介されており、除夜の鐘や初詣、初日の出を計画するのに便利なサイトだ。地域ごとに様々な情報が掲載されていて参考になる。
来年2017年の初詣予想ランキング(ジョルダン)は以下のとおりだが、例年どおり有名な神社には大勢の人が詰めかけるようだ。
1位 明治神宮(東京) 約317万人
2位 成田山新勝寺(千葉)約309万人)
3位 川崎大師(神奈川)約307万人
4位 浅草寺(東京)約291万人
5位 鶴岡八幡宮(神奈川)約250万人)
人出の多さとご利益は比例しないだろうが、人気のある神社はご利益があると信じられているのだろうし、どうせ行くなら有名な神社に行ってみようということも多いだろう。
我が家は毎年、近所にある小さな神社にのんびりと参拝する。お参りが済んだら家族揃って写真を撮るのが恒例で、大切なのは新たな気持ちで新たな年を迎えるということだろうと思う。
お参りには作法がある
http://www.rurubu.com/season/winter/oshogatsu/column2.aspx
これも毎年ご紹介していることだが、このサイトには「お参りの作法」というページがあり、改めて昔ながらの風習や作法というものを知ることができる。
http://www.rurubu.com/season/winter/oshogatsu/column2.aspx
神社の入り口にある手水(ちょうず)は、「左手から洗い、次に右手を洗い、最後に口をゆすいでから柄杓を立てて手元を洗い元に戻す」など、知っていそうで知らないことなどが書いてある。拝礼の方法も同様だろう。
初詣は家内安全や商売繁盛など、新しい一年をどのように過ごしたいかを願う行事だ。神様にお願いするのではなく、神様に「こういう一年を過ごします」と誓うのが初詣。一年の始まりをどのような気持ちで迎えるかは、大切なことだと思う。
年末年始の行事は気持ちを切り替える良い風習だ
除夜の鐘で過ぎた年の煩悩を祓い、初詣で新年の無事と平安を祈願する。お寺の鐘で煩悩を祓い、神社で祈願するというのも日本ならではだと思うが、大晦日を過ぎて新年になることできっちりと気分を変えることができるのは良いことだと思う。
当たり前のことながら昨年と今年はひと続きなのだが、それをあえて大晦日と元旦とで区切るというのは先人の知恵なのだろうか。良かったことも悪かったこともリセットし、新たな年をフレッシュな気持ちで迎える。そういうタイミングがあるということは、精神衛生上も良いことではないだろうか。
いろいろなことをリスタートするためにも、初詣に行って気分的な区切りをつけることは大切だと思う。