多くの会社では御用納めも終わり、今年も残すところあと数日となった。年末年始の休みに入ったとはいえ、大掃除があったりお正月の準備があったりと、年末はとかく忙しく過ぎて行くものだ。忙しい年末が過ぎると静かで穏やかなお正月。初詣はどこに行こうかと考えるのも、お正月を迎える楽みのひとつだ。
■全国各地の初詣スポット
我が家で出かける時に参考にしているのが「るるぶ.com」。こちらでも、毎年恒例の「全国年末年始おでかけスポット」という特集が例年どおり組まれている。この特集では地域ごとの「初詣」「除夜の鐘「初日の出」に関するスポットが紹介されていて、大晦日から正月三ヶ日にかけての外出先を考えるのに便利だ。
今年2014年の初詣ランキングは以下のとおりだが、例年どおり有名な神社には大勢の方が詰めかけている。
1位 明治神宮(東京) 約316万人
(昨年1位 明治神宮(東京)約313万人)
2位 成田山新勝寺(千葉)約305万人)
(昨年2位 成田山新勝寺(千葉)約300万人)
3位 川崎大師(神奈川)約302万人
(昨年3位 川崎大師(神奈川)約298万人)
4位 浅草寺(東京)約283万人
(昨年4位 浅草寺(東京)約281万人)
5位 鶴岡八幡宮(神奈川)約250万人
(昨年5位 伏見稲荷大社(京都)約270万人)
前年に比べると5位が入れ替わっただけで、ほかの順位は全く同じ。人気のある神社には毎年大勢の人が詰めかけているんだなと思うし、初詣の場所はそうそう買えないのかなとも思った。我が家は昨年と同じく、トコトコと歩いて行ける近所の神社にお参りに行く予定だ。
■お参りには作法があるらしい
このサイトには「お参りの作法」というページがあり、なるほどこういう作法があるんだなと改めて気付かされた。
例えば「おみくじ」は必ず所定の場所に結ぶものだと思っていたが、書かれていることを忘れないよう持って帰ってもよいとされているらしい。私は「大吉」だけは持ち帰るものだと思っていたが、それもまた自分ローカルルールだったようだ。
いずれにしても、家族の健康や商売繁盛などを心から祈るという行為自体がとても大切なことなので、作法は作法として捉えつつも清らかな気持ちでお参りをするというのが一番ではないだろうか。
そう考えると、除夜の鐘で一年の邪気を払い、初詣で心清らかに一年の始まりを過ごすというのは、心をリセットするとても良い機会だなと改めてそう感じた。