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《新商品》コンパクト商品との差別化を図る「リヒトラブ ワイドオープンペンケース」

 ペンケースのコンパクト化が進むとともに、自立するものやそのままペントレーになるものなども増えてきた。バッグに入れてもかさばらないということや、ペンケースがそのままペンスタンドとして使えるということなど、フリーデスクやモバイルワーク時に使いやすいようにという流れからだろう。
 その流れとは若干逆方向に向かっている商品がリヒトラブから発売されたが、これはこれで使いやすさの面で良いなと思えるような商品だ。

たくさん入れて大きく広げる

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 リヒトラブから発売されたのが、容量たっぷりのペンケース「ワイドオープンペンケース スマートフィット アクタクト」という商品だ。内側にはポケットも付いていて、テープや修正テープなどを入れられるようになっている。ハサミや定規も入るので、文房具一式をドーンと入れることができるだろう。

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 側面から見るとおにぎり型になっていて、容量の多さをうかがうことができる。ファスナーを開いて折り返せば、そのままペントレーのように使うことができるようにもなっているので、いちいち取り出す手間が省けるだろう。

 最近ではコンパクトな商品が数多く発売されていて、ビジネスバッグやセカンドバッグなどに入れるのに重宝するし、出張の時などはかさばらずに済むという利点がある。今回リヒトラブが発売したペンケースは、そういった商品開発の流れとは逆方向のような感じを受ける。しかし、だからこそ「コンパクトじゃなくても良いからたくさん持ち運びたい」というニーズには応えられるだろう。

 同じような商品が出てくるとシェアの多い商品に後発の商品が飲み込まれてしまうこともあるが、コンセプトが異なりながらも使いやすさを追求した商品となれば、他の商品との差別化を図ることができるだろう。

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 リヒトラブのSMART FITシリーズは、ビジネスシーンにスマートにフィットすることをコンセプトとしている。その中でもアクタクトは「アクティブアクション(ACTiveACTion)」の略であり、ビジネスシーンでアクティブに動くための商品をラインナップに備えているのが特徴だ。
 コンパクト化だけがアクティブに動くための要素ではなく、必要なものをスマートに収納して持ち歩くこともアクティブアクションのための一要素ということだろうか。今後の売れ行きが気になる商品だ。 

もう一つの気になる商品

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http://www.lihit-lab.com/products/catalog/A-7692.html

 リヒトラブの新商品といえば、「スタンドペンケース スマートフィット アクタクト」が気になる商品の一つだ。筒型のペンケースで、置くことによって中身のペンが持ち上がるようになっている。

 こちらもコンパクト化の方向性とは真逆の進化をしているように感じるが、だからこそ購入意欲をそそられる商品でもある。いろいろな商品が文具店の店頭を飾ると、それはそれで文房具好きとしては大歓迎だ。

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