電車の中でもショッピングセンターの中などでも、咳をしている人が目立つようになってきた。今年はインフルエンザが例年よりも早いペースで流行しているようだが、それとともに風邪の流行も勢いを増しているようだ。予防のためにもマスクを使うのは当たり前の事になってきたが、使い捨てマスクの「使用・未使用」がわかるマスクケースが発売される。
リヒトラブの「使用中・未使用がわかるマスクケース」
http://www.lihit-lab.com/products/newproducts/archives/2016/11/post-87.html
大阪に本社のある文具メーカーのリヒトラブが、使い捨てマスク用ケースを発売する。発売は12月15日を予定しており、価格は560円(税抜き)となるようだ。花柄模様でもわかるとおり、ターゲットは若い女性に絞っていることがうかがえる。
マスクケースは色々なメーカーから発売されており、100円ショップでも発売されているほどポピュラーな商品だ。そこに後から参入するだけあって、リヒトラブのマスクケースは少し工夫がされている。
http://www.lihit-lab.com/products/newproducts/archives/2016/11/post-87.html
それが「使用中か未使用かがわかるようにする」という仕組み。使用中のマスクを左型のメインフラップに挟み、未使用のマスクをインナーホルダーに入れてサブフラップに入れておくというものだ。
これによって予備のマスクを安心して持ち歩くことができるので、旅行や出張の時などもバッグに入れておけば便利だろう。
http://www.lihit-lab.com/products/newproducts/archives/2016/11/post-87.html
便利な道具だけに男性用も発売して欲しいところだが、前述したとおり非常にポピュラーな商品群だけに後発商品としてはターゲットを絞って展開することを選択したのだろう。それも一つの方法だと思う。
ユニークでスタイリッシュな商品が魅力のメーカー
以前、大阪出張の時にリヒトラブの本社前を通る機会があった。たまたまだったのだが、ビルの1階にあるアンテナショップを覗いたことを思い出す。
スマートでスタイリッシュな商品が多いという印象のあるリヒトラブだが、商品のシリーズとしても「スマートフィット」などはその代表的な商品群だろう。ビジネスバッグにスマートに入れてスマートに使う、あるいはバッグ自体がスマートなものになっているなど、他メーカーとの差別化を意識した商品展開が特徴だ。
そういったメーカー毎の商品戦略のようなものを考えながら、商品を選ぶというのもまた楽しいかもしれない。