気分はポレポレ よろず情報ブログ

大好きな文房具や書籍、日常のことなどを随時更新中です!

その場でプリントできるデジタルカメラ「ポラロイド スナップ インスタントデジタルカメラ」が登場

 デジタルデバイスの進化は目覚しい。 電話とPCの機能を兼ね備えたスマートフォンは誰しも持ち歩いているし、ウェアラブル端末と呼ばれる身に着けて使うことのできる機器も一般的になりつつある。

 一方で、デジタルデバイスが進化すればするほど、アナログな機器も見直されてきている。カメラで言えば、いまだに二眼レフなど手動でピント合わせるカメラの人気も高くて、骨董市などでもレトロなカメラをずらりと並べているお店も盛況だ。

 デジタルカメラ(デジカメ)の進化も目覚ましてくて、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を常に持ち歩いているという人も多いだろう。ブログを書く人にとってはコンデジは必需品になりつつあるが、昔ながらの「その場でプリントできる」という機能と融合したカメラが登場している。

デジタル化されたポラロイドカメラ 

f:id:polepole103:20150901162026j:plain

http://polaroid.com/products/polaroid-snap-camera

 撮影したその場で印刷されるカメラといえば、ポラロイドカメラが最も有名だろう。会社名がそのまま商品名を指すほど昔から親しまれてきたカメラだ。最近ではチェキというカメラも人気があるが、その場で印刷できるカメラの代名詞といえばやはりポラロイド社のカメラだ。

 そのポラロイド社から従来のインスタントカメラとデジタルカメラとを融合した、「Polaroid Snap Instant Digital Camera」という商品が発売されている。デジタルとアナログを融合させた、とても興味深い商品だ。 

f:id:polepole103:20150901161943j:plain

http://polaroid.com/products/polaroid-snap-camera

 使い方は従来のポラロイドカメラと同じく、シャッターを押すだけで印画紙に映し出された写真が出てくるという方式。手軽に撮影することができて、その場で写真がプリントされるというのは商品として非常に魅力的だ。

 もちろん従来のポラロイドカメラと同様にインクを使う必要がなく、レンズキャップを外してシャッターを押すだけという手軽さも良い。本体にはMicroSDカードを挿入することができるので、撮影したデータを保存してブログやSNSに利用するというデジカメ本来の使い方もできる。 

 デジタルとアナログの良い所どりのこの商品は、残念ながらも日本ではまだ発売されていない。しかし、Amazonでは並行輸入品として30,000円ほどで発売されているので、日本発売を待たずに一足先に入手することができる。

 クリスマスシーズンなので「自分へのプレゼント」として購入する人も多いのではないかと思うが、思わず欲しくなる商品ではあると思う。

www.amazon.co.jp

カメラの選択基準は性能か使い勝手か

 デジタルカメラの世界も技術の進歩が日進月歩で、銀塩カメラの頃には考えられないほど高性能な画像処理を行ってくれるカメラも数多く登場している。ところが、カメラの性能を発揮するためにはそれなりの画像処理ソフトやプリンターも必要で、SNSやブログなどで使用するのであればコンデジやスマホのカメラでも十分だという話もある。

 そう考えてみると、ブロガーやSNSを楽しむための写真を撮るのであれば、デジカメの最大の利点は解像度などではなく「コストを気にせず何枚でも撮ることができる」ということが点だろう。パシャパシャと撮っておいて、お気に入りの一枚をチョイスするという一昔前のプロカメラマンのようなことがアマチュアでも可能となった。「貴重なシャッターチャンス」をアマチュア絵も得る機会が増えたという言い方もできるだろう。

 そのためには常にカメラを持ち歩くことがまずは重要で、コンデジやミラーレスカメラの販売台数が伸びているのも機種が増えているのも自明の理と言える。

 今回ご紹介したポラロイドのデジタルカメラは、「気軽に持ち運べる」という部分に「その場で印刷できる」という機能がプラスされているのが興味深い。現在は輸入品だけとなっているが、日本での発売もぜひ期待したいところだ。