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いざというときの公衆電話

ある日のこと、所用で立ち寄った駅の改札にある公衆電話が、緊急通報しか使えない状態になっていた。修理もまだ少し先までかかりそうだ。

こんな紙が貼ってあっても、誰も見向きもせず、誰も困った様子が無いのが現在の普通の反応なのだろう。いや、困っている人は居るのだろうが、ごく少数なので騒ぎにならないだけなのだろうとも思う。

公衆電話があまり使われなくなって久しいが、それでもまだまだ公衆電話が必要な理由も存在する。例えば、緊急時に携帯電話の電池が切れてしまった場合や、通信網が不調な状況であるときに、公衆電話は重要な通信手段となりる。また、一部の地域では携帯電話の電波が弱いため、公衆電話が頼りにされているという現実があるようだ。

特に災害時や通信障害の際には公衆電話の役割が大きくクローズアップされて、場合によっては長蛇の列が出来ることもあるぐらいだ。そんなときには「公衆電話は大事たよね」という話が一気に盛り上がるが、それも少し時間が経つと喉元すぎるとなんとやらで、すっかり忘れられてしまうのはいつものことだ。

年末になって慌ただしい時期になってきたが、こんなときこそまさかの通信障害などに備えておくことが大切かもしれない。NTT東日本とNTT西日本には、それぞれ「NTT東日本公衆電話設置場所検索」「NTT西日本公衆電話設置場所検索」というサイトがあるので、ブックマークに入れておくと安心だ。また、最近はキャッシュレス化が進んでいるので、公衆電話があっても小銭がないということにもなりかねない。そんな時のために、数枚の小銭は常に財布のすみに入れておいたほうが良さそうだ。

故障中の公衆電話を見て、そんなことをつらつらと考えてしまう師走のある日だった。

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