今日は12月28日、官公庁では今年最後の仕事となる「御用納め」と呼ばれる日ですね。また、多くの企業でも今日が「仕事納め」の日ではないでしょうか。官公庁の年末年始のお休みは法律で決められていて、地方公共団体は条例で決められているのだそうです。今から150年ほど前の、明治6年(1873年)から法律で決められていたのだとか。国や地方自治体の組織なので当たり前といえば当たり前なのですが、軽い驚きを感じるのは私だけでしょうか。
昭和の時代には「仕事納めの日と仕事はじめの日は、会社の会議室で夕方から軽く一杯」という会社が多かったのですが、今ではそういった習慣は徐々に廃れてきていますよね。さらにここ数年はコロナ禍の影響もあり、「仕事が終わったらまっすぐ帰宅」という会社や、そもそも仕事納めも在宅勤務という会社も多いのではないでしょうか。
諸外国では年末年始の休みは短いという国も多いのですが、日本では年末に3日、年始に3日の休みがあるので「さあ、新しい年を迎えるぞー」という気持ちになるのではないでしょうか。以前聞いた話では、年末年始の休みがあることで毎年元旦に気持ちをリセット出来るのだとか。嫌なことも悪かったことも一年が終わることで過去の出来事として扱い、元旦を迎える時にまた新しいまっさらな一年が始まる。パソコン類で言えば電源をリセットするような感じでしょうか。
毎年気持ちを切り替えられるタイミングがあるというのは、精神衛生的にも良いですし何よりも元気が出ますよね。今年もあと少しで一年が終わり、あと少しでまた新しい年が始まります。今年の残り数日で身の回りや部屋の中などを片付けて、気持ちも新たに新年を迎えたいものですね。
仕事納めが済んだら自宅の片付け。今年ももうひと踏ん張りです。のんびりとしたお正月を過ごすためにも、残り数日頑張りましょう!