リモート会議が増えてきたので、移動する必要がなく効率的に会議が行えるようになった。一方で、移動がなくなったためリモート会議が連続することが時々あって、気がつけば３時間ほど続けて会議に参加するというケースも出てくるようになった。イヤホンをつけっぱなしだと耳が痛くなってしまうが、そんな時に便利なのが耳を塞がない骨伝導式のイヤホンだ。
そのような理由もあって徐々に人気が高まってきている骨伝導式イヤホンだが、新たにテレビ用意トランスミッター付きのタイプが登場した。
「テレビ用トランスミッター付き」骨伝導イヤホン
骨伝導イヤホンとして人気のAfterShokzに、新たにテレビ用のトランスミッターが付いた「骨伝導 ワイヤレスヘッドホン テレビ用AfterShokz トランスミッターセット 」が登場した。価格は23,880円(税別)だ。
このセットは、スポーツ向けBluetooth骨伝導ヘッドホンを改良した「骨伝導ヘッドホン AS801」とテレビ音声をBluetoothに変換するトランスミッターとで構成されており、トランスミッターにテレビなどを接続することで骨伝導ヘッドホンで音声を受信する。ヘッドホンとトランスミッターは事前にペアリングされているので、購入後はテレビに接続するだけですぐに使用できるので便利だ。
在宅勤務やリモートでの授業などがあって、家族が集うリビングでテレビをつけられないという事象もあるようだが、このセットがあれば気にせずテレビの音声を聴くことができる。また、元々はスマホなどから音楽を聴くためのヘッドホンなので、外出先では音楽を、帰宅してからはテレビをと両方に使えるのもメリットかもしれない。
人気の骨伝導ヘッドホンはさまざまなタイプが発売されてきているので、これからしばらくは人気が高まり続けるのではないかと思う。
ジョギング中も安全な骨伝導ヘッドホン
私も「AfterShokz TITANIUM」という骨伝導ヘッドホンを使っているが、元々はジョギングの際に音楽やラジオを聴くために買った時ものだ。通常のイヤホンだと音量によっては周囲の音が聞こえにくくなるため、ジョギングの際には安全のために使うのは控えるという人も多いのではないだろうか。
しかし、このイヤホンは耳の穴をふさがずこめかみの辺りに音響部を当てるの方式なので、周囲の音が明瞭に聞こえてくるし思ったよりも音漏れが少ないので、ある程度聞こえるという程度の音量で使うのなら通勤時でも便利に使える。IP55の防水規格を満たしているため、ランニングで汗に濡れたり小雨に遭ったりしても大丈夫なのもありがたい。さらに、マイクも備えているため、スマホを使った会話やリモート会議などでの発言も行えるのが便利だ。
ただし、いくら骨伝導で聴こえると言っても、カナル型など従来のイヤホンに比べて圧倒的に音質は劣るので、量販店などで実際に試してから自分の使用用途に合っているかどうかを考えてみる方が良いかもしれない。
