http://chofu.com/_event/16802/file1.pdf
大人にも子どもにも人気があるゲゲゲの鬼太郎。東京・調布には、ゲゲゲの鬼太郎ゆかりの布多天神社があるが、今週末は京王線調布駅から徒歩5分のところにあるこの神社を中心に、故 水木しげるさんを偲ぶイベントが開催されている。
妖怪も登場する「ゲゲゲ忌」
京王線調布駅中央口を出て北側に進むと、布多天神社まで続く天神通り商店がある。スーパーや商店、飲食店などが並ぶ商店街で、買い物客も大勢訪れるというなかなか盛況な商店街だ。
商店街のあちこちに妖怪達のモニュメントが飾られていて、それを見ながら散策するのも楽しい。
商店街をまっすぐ歩いたところにあるのが布多天神社。菅原道真公が祀られている学業の神様だが、水木しげるさん作の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の中で「鬼太郎が棲む場所」として描かれていることから、ゲゲゲの鬼太郎の聖地としても有名な場所だ。
境内には「撫でるとご利益がある」という言い伝えがある御神牛があり、大勢の人になでられて鼻の部分がピカピカに光っている。私も妻もありがたく撫でさせていただいた。
ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるさんの命日である11月30日にちなんで、11月23日から30日まで調布市が主催する「ゲゲゲ忌」が行われている。水木しげるさんが調布市の名誉市民であることから行われているイベントだが、11月26日(土)・27日(日)は布多天神社を中心として紙芝居やゲームなどが行われている。
また、境内には様々な屋台も設置されて「ゲゲゲ横丁」として色々なものを食べることができる。
砂かけばばあや鬼太郎などを形取った妖怪焼きなどゲゲゲの鬼太郎にちなんだものから、フランクフルトやたこ焼きなど出店の定番商品なども販売されているので、家族揃ってここで昼食を取るのも良いだろう。
この土日は鳥取県の境港から鬼太郎ゆかりの妖怪達も集合するので、記念写真を撮ったり握手をしたりするのも楽しいかもしれない。私も妻と一緒に「河童の三平」と記念写真を撮ってもらい、大喜びしてしまった。ちょっとしたことだが、なかなか楽しいイベントだ。
妖怪達も楽しそうに街を闊歩する
布多天神社に向かって商店街を散策していたら、 突然道の角から妖怪達が歩いて来た。今回のイベントのために鳥取県の境港から駆けつけた妖怪達だそうだが、とても気楽に手を振ったり握手をしたりしてくれるので見ていて楽しい。
キャラクターの着ぐるみパレードには今ひとつ興味が沸かないのだが、今回遭遇した妖怪達のパレードはとても楽しかった。「さあパレードだ!」というのではく、さりげなくいつの間にか近くを歩いているというのが良かったんだなと思う。
私も子どもの頃はゲゲゲの鬼太郎や妖怪に夢中だったが、そういった気持ちというのは幾つになっても変わらないんだなと思った。