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活気のある商店街、東京北区の「十条銀座」を散策してきた

地方に限らず首都圏でも活気のない商店街が多々ある。いわゆるシャッター通りと言われる商店街だが、大型店舗の進出や地域の高齢化などが要因の一つだと言われている。それでも元気な商店街はいくつもあって、「おばあちゃんの原宿」と名高い巣鴨地蔵通り商店がと同じく活気のある「十条銀座」を散策してきた。

活気のあるアーケード街

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十条銀座は東京都北区にある商店街で、JR埼京線十条駅の西側に位置している。昭和52年に造られたアーケード商店街で、東京都北区として最大規模を誇っている。

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アーケード商店街というのは、当たり前のことながら雨の日でも傘をささずに買い物ができるが、設備維持にはそれ相応の金額がかかるので元気のある商店街でなければ維持できないだろう。

商店街はメイン通りがかなり奥まで続いているが、その他に東通り、西通りがあり、全部で約200軒以上の商店があるというのだからかなりの規模だ。最近では「安くて美味しいお店」として惣菜やさんなどがテレビで取り上げられているので、休日ともなると他所から訪れる買い物客も増えているようだ。また、それに呼応するように独自の販促活動を行っており、古きよき昭和の時代を彷彿とさせるサービスが面白い。

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この日は家族で午前中から十条銀座を見て回ったが、どのお店も活気があって大勢の買い物客が訪れていた。そして何よりも印象的だったのが、ほとんどのお店の軒先に一休みできる椅子が置いてあること。買い物の途中でこの椅子にどっこいしょと座り、お店の人と世間話をしてから家に帰る。そんな様子がありありとうかがえて、この商店街の雰囲気の良さはこういうところからも醸し出されているのだなと感じた。

用事がなくてもちょっと行きたくなる商店街。それが十条銀座だった。

だじゃれも効いているスローガン

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活気のある商店街は情報発信も上手で、十条銀座も専用のホームページ「十条銀座どっとこむ」で様々な情報を発信している。出かける前にこのサイトでお店の情報やお得な情報をゲットしておこう。

ホームページにも街のいたるところにも書かれているのが、「じゃあ、十条」というスローガン。なぜ「じゃあ」なのかと不思議に思ったが、ローマ字表記を見て「じゃ、じゅ、じょ」にかけているダジャレなんだということに気が付いた。ちょっとしたことだが面白い。こういうところを一つ取っても、おじさん達が過ごしやすい街なんだろうと思う。