ペンケースはいろいろ持っているが、最近では自立式のタイプが人気だ。私も自立式のペンケースを二種類持っているが、ペン立ての代わりにも使うことができて便利だ。先日、ペントレーになるタイプも発売されたので、実際に使い心地を試してみた。
ペントレイになるペンケース
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/with-plus/
総合文具メーカーのコクヨが発売したのが、ペントレーにもなる「ペンケース ウィズプラス」というペンケース。8月16日から発売を開始し、標準販売価格は1,600円(税抜)だ。
コクヨはこれまでも自立するペンケース「ネオクリッツ」をシリーズで発売しているが、新たなタイプを発売することで商品の選択肢を増やすという狙いがあるのかもしれない。私も自立式のペンケースを持っているが、やはりこの商品に手が出てしまった。
素材は本体にポリエステルを、芯材にポリプロピレン(pp)を使用しているため丈夫で扱いやすい。芯材はペンケースの底に当たる部分に入っているため、畳んだ時も広げた時も安定して形状を保ってくれる。
革製品と比べてしまうと見劣りがするかもしれないが、汚れがついても拭き取ることができるなどメリットも多い。
カラーバリエーションは「ブラック」「レッド」「ネイビー」「ブラウン」の4色。どの色を選ぶかによっても、使った時のイメージが変わるだろうなと思う。
内側にはペンを一列に並べて入れるようになっており、2段に重ねるとふたが綺麗に閉まらない。それでも標準サイズのペンが8本入るので十分だろう。
また、外側のポケットにも数本挿しておける。打合せなどで持ち歩いているときには、頻繁に使うペンを挿しておけば便利に使えそうだ。
裏側にも工夫が施されている
このペンケースには、他の商品にはない工夫が施されている。それが裏側に取り付けられているコーナーベルトだ。斜めに取り付けられているところもまた、工夫されたてんだろう。
コーナーベルトの裏には滑り止めのゴムが取り付けられているので、ノートにはさむとしっかりとホールドしてくれる。
写真のノートは「おじいちゃんのノート 方眼ノート」の四六判サイズだが、複数の資料やノートを持ち運ぶときにはペンケースが滑り落ちることもないので安心だ。
自立式のペンケースも使いやすいが、トレーになるこのペンケースもとても使いやすい。モノを増やしたくないのにまた買ってしまった自分を反省しつつも、良いものを手に入れたなと嬉しくなってしまう。
それぞれをどのように使っていくかを考える
今回買ったペンケースで、メインに使っているものが4つに増えてしまった。革製のクルクルと巻くペンケースにはお気に入りの万年筆が入れてあり、リヒトラブの自立するペンケースにはイラスト用のペン類が入っている。
さらにベルトにもつけられるスタンドアップペンケースには、ハサミやカッターナイフやそれぞれの替え芯などが入れてある。
さて、今回買ったペントレーにもなるペンケースは何に使おうか。モバイルワークの時にも便利だし、会議の時にも便利。それを最大限に生かせる使い方を考えてみたいと思う。