先日も自立するペンケースの新商品情報を掲載した。やはり自立式は人気なんだなと思っていたが、自立式ペンケースのパイオニアともいえるコクヨのネオクリッツに新商品が登場するようだ。数多くのタイプがそろっているネオクリッツシリーズだが、さらに面白くて便利な機能がつくようだ。
棚がついた自立式ペンケース
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/neo-critz/lineup_shelf/
「ネオクリッツシリーズ」はコクヨが発売しているペンケースで、自立式ペンケースの草分け的存在だ。最初のタイプが発売されたのが2006年末。それ以来シリーズ累計500というから、自立式ペンケースの代名詞とも言えるだろう。そのシリーズに新たに追加されるのが「ネオクリッツ シェルフ」だ。
シェルフ(shelf)とは「棚」のこと。 うっかりすると「寝袋?」と勘違いしそうだが、それはシェラフだ。シェルフという言葉は耳慣れない言葉と思う方もいらっしゃるかと思うが、棚をおしゃれに表現する言葉として家具メーカーを中心に使われている。
今回発売される商品にも小さな「ツール用棚」がつけられており、ペンだけではなく消しゴムやクリップなどもコンパクトに収納できる。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/neo-critz/lineup_shelf/
工夫されているのは棚だけではない。バッグから取り出しやすいように持ち手がつけられたり、横ベルトで長いものを固定できたりしている。ちょっとした工夫だが、毎日使う道具だけにこういった”ちょっとした工夫”が効果的だ。
発売開始は2019年2月、価格は2,700円(税別)を予定している。カラーバリエーションはネイビー、ブラック、ブラウンの3色とオーソドックスなカラーを揃えている。ビジネスシーンでも十分に持ち歩けるのではないかと思う。
ニュースリリースの無い商品
今回発売される「ネオクリッツ シェルフ」は、ネオクリッツシリーズでは珍しくニュースリリースがされていない。もしかしたら私が見逃しているだけかもしれないが、それほど大きくアピールしていないのは事実だろう。
ネオクリッツシリーズは、現在5種類。ネオクリッツ、 ネオクリッツ ラージサイズ、 ネオクリッツミニ、 ネオクリッツフラット、 ネオクリッツフラット ビズというラインナップを揃えており、今回のシェルフで6種類目だ。最新作の割には静かに発売開始されるイメージがしている。
今まで発売された商品の倍以上する価格設定だからなのか、あるいは今までに無い「棚をつける」というチャレンジャブルな商品だからなのかは不明だ。しかし、今までのラインナップから考えると若干路線を変えてきているので、もしかしたら市場に投入して反応を見てから拡大しようとしているのかもしれない。
それもまた面白いなと思ってしまうのが、文房具好きの特徴なのかもしれない。